子育て
私自身、母親として子どもの感性をリスペクトしながら子育てができるのは、ネイチャーゲームリーダー養成講座で、身近な自然の素晴らしさを心から実感したからだと思います。
3歳になった息子のお気に入りは〈同じものを見つけよう〉
道草しながら「これ一緒だね~」とニコニコしながら教えてくれます。
日々、自然に目を向ける時間を重ねることで、自ら自然に気づくことができる子どもに育っています。
親子のふれあいイベントで、動物なぞなぞ〈ノーズ〉をしていたら6歳の娘が手伝ってくれました。
テンポ良くヒントを伝えていく娘。コミュニケーション力がしっかり育っています。
率先して案内人ごっこをしている様子を見て父親は「小さな自然案内人だね~」と、えびす顔。
これからも、家族でシェアリングネイチャーライフ、楽しみながら続けていきたいです。
自然について詳しいことを知らなくても、たとえば植物のことを知らなくても、あるいはネイチャーゲームのアクティビティのやり方や手順を知らなくても、公園だったり庭だったり、家の台所だったりで、ネイチャーゲームの要素を使って出来るというのはすごく大きな特徴だと思います。
子育てがすごくつらいものではなくて楽しいものになってくる。
それを教えてくれたのはやっぱりネイチャーゲームを知っていたからだし、「外に遊びにいける」という自信を持っていたからかなと思います。
(ネイチャーゲーム動画「地球と遊ぼう 自然と話そう NATURE GAME」より編集掲載)
2人の息子と身近な自然を楽しんでいます。
子どもたちはやっぱりお外が好き。
赤ちゃんでも、葉や木の幹に触れさせたり、鳥の声を耳元でまねしてみたりすると、ぱっと表情が変わります。
少し大きくなると〈森の色合わせ〉などのネイチャーゲームや、木の葉のままごと、ドングリクッキー作りなど、色々な楽しみ方ができるようになりました。
先入観なく、素直な好奇心で自然をとらえる子どもたちの姿に、日々新しい気づきがあります。
千葉県 大地佳子さん(ライター 2児の母)
自分にとってネイチャーゲームの手法やシェアリングネイチャーの理念を学んで良かったことは、自分自身を自然の中へ誘い(いざない)やすくなったことです。
自然の中の形や色の多様性や自然の雰囲気を楽しんだりシェアしたりするだけで十分に五感を開き、いろいろなことに気づくことができるようになりました。
そして今は、自分の子どもたちと森へ入っています。
子どもたちはその存在そのものが自然です。親として、子どもという自然な存在に寄り添うことができていると感じています。
宮城県 塚原俊也さん(3児の父)
くりこま高原自然学校 勤務
[次のページへ進む]保育・幼児教育