森のようちえん/子育て支援
「森のようちえんオズ」は「子どもにとって本当に大切なものは何か」「子どもを育てる環境とは何か」を考え、"森"で子どもの感性を育む活動をはじめました。
朝会と木の上の図書館(ツリーハウス基地)での絵本の読み聞かせ以外の時間は、外遊びが基本。
私設1.2haの森 「オズの森」へでかけ、子どもたちは子どもたちのルールで外遊び。
大人は子ども一人一人の自己表現を尊重し伴走者として共に森で過ごします。
自然には豊かな教育素材が溢れています。
知識を学ぶのではなく感性で自然とふれあう「センス・オブ・ワンダー」は「経験し、行動し、喜びをわかちあう」という私たちの活動の本質です。
そしてネイチャーゲームには、まさにそのきっかけとなる豊富な活動があり、四季折々の活用は子どもたちの『こころのタンパク質』となると固く信じています。
熊本県 田島司生さん
森のようちえんオズ 代表
「森のようちえん」と言う言葉聞いたことありますか?
野外で保育する、自然体験活動を基軸にした子育て・保育、乳児・幼少教育です。
野外や自然の中で遊べない子どもが増えてきているかもしれません。遊びのきっかけに、ネイチャーゲームのアクティビティを使うと効果的です。ビンゴや同じもの探す、色をみつけるなど簡単なゲームで夢中になります。しかし、幼少期の子ども達ははそのゲームにずーっと集中はしていません。自由に遊びだしたり、生き物や、木の枝や、さまざまなものに夢中になったりします。それが五感を磨くことになるのでしょう。
藁谷久雄さん
NPO法人国際自然大学校校長 同校副理事長
日本アウトドアネットワーク運営委員
森のようちえん全国ネットワーク事務局長
未就学児の親子対象に月1回自然の中で遊ぶ機会を作っています。
親子で自然の中で匂いをかいだり、手触りを楽しんだり、音を静かに聞いたりなどネイチャーゲームを利用することでさまざまな感覚を使って遊んでいます。
特に私が持っているものと同じものを探す遊びはいつでもどこでも出来るし、子どもたちは色んなものに触れるきっかけになります。
感覚的な遊びが多いので、その場で体験したことを帰ってからも親子で楽しんだりしてくれているようです。
石川県 木谷一人さん
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