自然の中にある“だいすき”と“だいじ”を探します。
コラム「幼児に指導するときのコツ」(荒巻太枝子)
@「ねらい」となるキーワードは、短くはっきり繰り返し使う。
・「大事をみつけてね」「たくさんの大事がみつかったね」など
A教材は、視点が集中するように見せる。
・少しずつ見せる。
・隠しておいて、一気に見せる。
・もったいぶって見せる。
B言葉で説明をするのではなく、子ども自身に気づかせよう。
・「おとなりと比べてみよう。何か違うところは?」
・「まるく穴あいているね。どうして?」
C自分の発見を見せたくて、前に出てくる子への対応。
・「見せてくれてありがとう。○○ちゃんのドングリはこんな形だよ」と参加している子全員に見せ「同じ形のドングリを見つけた子はいる?上にあげてみて」と1対1ではなく全員に対応する。
・次々と子どもが前に出てくる場合は「みんなありがとう。それではお席に戻ってね。みんなで見てみよう」と席に戻す。
D子どもの発言は「ねらい」に沿ったものを取り上げる。
・いろいろと話しかけてくる子どもが多い時、「ねらい」に沿った言葉をとりあげると興味も焦点化する。
E「行為」を誉めよう。
・見つけたものの大きい、小さい、きれいなどの評価ではなく、見つけてくれたことを誉める。