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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.26〈いよいよ虫たちの生死をかけたドラマが・・・。〉(2020.04.05)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO26

〈いよいよ虫たちの生死をかけたドラマが・・・。〉

コロナの影響でイベントの中止や授業の延期などが相次ぎ、その対応に追われる日々が続いている。

頭の中は毎日コロナ一色で、「は~っ」とため息ばかり。そうなると、周りの自然に全く目が向かなくなる。

畑に行って野菜の世話や草取りなどをしているのだが、心がそこにないから何も気づかないし感じない。

目の前にどんなに素敵なものや不思議なものがあっても"見ようと"しなければ、何も見えないのだ。

「これではいかん」と、今日はコロナを忘れて(とは言ってもすぐに頭の中に浮かんでしまうのだが、その時は"あっ、今コロナに気持が行
ってるな"とやり過ごす)しっかり畑の自然と向かい合った。

すると、フェンスに絡めてあったアケビに花が咲いているのに気づく。

多分かなり前から咲いていたのだが見えていなかった(ゴメン)。

そして、その足元にはハコベと並んで少し大きめのウシハコベの花が咲いていた。5 弁の白い清楚な花だ。
そして、最後の発見はカラスノエンドウにとりついたアブラムシとテントウムシ(幼虫)、そしてアリ。

これから半年余りの間"食う、食われる"の熾烈な戦いが繰り広げられる。コロナにおびえている人間だが、虫たちも生き抜くために日々戦っている。

見えない先のことを思い煩わず"今ここ"に意識を向け足元をしっかり見ようと思う。


▶PDF版をダウンロードする .イノッチファーム通信№26(pdf

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