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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.27〈雨乞い〉(2020.04.12)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO26
〈雨乞い〉
ここ10日ばかり雨が降らず、畑はカラッカラのパッサパサ!
少し強い風が吹くと土ぼこりが舞って靄がかかったようになってしまう。
目に土が入り、作業するのも大変になる。
でも、時期が来ればタネを蒔かなければならず、蒔いた後の水やりがこれまた一苦労!
イノッチファームのように狭い畑なら何度かジョウロで水やりをすればよいが、プロの農家はとてもそんなことはできず、ひたすら雨が降るのを待つしかない。
タネの発芽には適当な温度と水が必要なので、雨が降らなければ人為的に水をやるしかない。
こんな乾いた土では朝水やりしても午後にはもう乾いてしまうので一日2度の水やりが必要になる。
芽が出て、少し大きくなれば水やりの心配はなくなるが、とにかく発芽するまでは気が許せない。
当たり前のことだが、植物にとって太陽はもちろんのこと水はなくてはならないものなのだ。
晴れの日、雨の日、時には風の日や雪の日、自然の恩恵を受けて植物は育ち、その植物をいただいて私たちの体ができる。
だから、太陽は勿論、"雨"もありがたい天からの恵みなのだ。
畑には500l入る雨水タンクがあるが底をつき始めている。
そろそろ降ってもらわないと・・・・と、願いが通じたのか何気なく外を見たら雨の音がしてきた!
明日はどうやら本降りになるらしい。雨水タンクがまたいっぱいになってくれるかな?
それにしても、この晴天続きの中、ネギや麦、スナップエンドウは水もやらないのにこの元気、植物の旺盛な生命力に感嘆するしかない。
▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№27.pdf
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