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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.80 〈キュウリのイボイボ〉(2020.07.26)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO80
〈キュウリのイボイボ〉
長雨にもかかわらず、今年はキュウリが次々と収穫できる。畑に行けない日が3~4日続くと、草に紛れて片腕分くらいの太さになったキュウリが出てくる。
こんなキュウリばかり見ているといわゆる普通サイズの20㎝ほどのキュウリがなんだか未熟に見えてしまう。
今年は蔓性の普通のキュウリと地ばいキュウリの2種のタネを播き、7月に入ってからようやく収穫となった。
このキュウリ、ナスのトゲほどではないがやはりイボイボがついていて、うかつにつかむと、チクリと痛い。
ただ、よく見ると、小さい頃はイボイボがはっきりしているが、大きくなると目立たなくなる。
なぜ????
小さいうちに食べられてしまうと、キュウリにとってはなんの得もない。
大きくなって完熟したころに動物に食べてもらい、その代わりにタネを散布してもらう。
交配を重ねたキュウリでも子孫を残す遺伝子はきちんと残っている。
完熟すると黄色くなるので和名では黄瓜。
今では1年中出回るが、はちきれんばかりに太った旬のキュウリを畑でもぎ、塩を付けてその場でガブリ!間違いなく旨い!
▶PDF版をダウンロードする イノッチファームでシェアリングネイチャー№80.pdf
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