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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.108〈蟷螂之斧〉(2020.09.06)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO108

〈蟷螂之斧〉

くどう なおこさんの〈のはらうた〉と言う詩を愛読しているが、特に次の詩が大好きだ。

かまきり りゅうじ(くどう なおこ)

おう なつだぜ

おれは げんきだぜ

あまり ちかよるな

おれの こころも かまも

どきどきするほど

ひかってるぜ

おう あついぜ

おれは がんばるぜ

もえる ひをあびて

かまを ふりかざす すがた

わくわくするほど

きまってるぜ

「〈蟷螂之斧〉とは弱者が身の程も知らずに勝ち目のない強者に立ち向かうこと。

〈螳螂〉はかまきりのこと。〈斧〉はかまきりの前足のこと。

斉の荘公の車に、かまきりが前足を振り上げて立ち向かってきたという故事から。」

とある。

"長い物には巻かれろ"という生き方もあるが、身の程知らずなカマキリの生き方に憧れる。

勝ち目がないと分かっていても、己の信念で大きな相手に立ち向かう勇気と誇りそしてプライド

下町の町工場がカネと権力を振りかざす大企業相手に敢然と立ち向かうドラマがあったが、見ていて爽快だった。

"動くものは何でも食べてしまう"カマキリはそれ故虫仲間からは恐れられているのだろうが、

何者にも媚びずひたすら自分の生き方を貫き通すその姿は"わくわくするほどきまってるぜ"

▶PDF版をダウンロードする イノッチファームでシェアリングネイチャーNO108.pdf

inocchifarm108.jpg


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