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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.118〈ほぼ全滅!〉(2020.09.24)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO118

〈ほぼ全滅!〉

9月初めに蒔いたハクサイのタネ、順調に発芽していい感じに育っていたのに、2~3 日畑に行かない日があったらこのありさま!

ほとんどの苗が虫に食われて枯れ始めている。

犯人はダイコンシンクイムシ(ハイマダラノメイガ)。

ホントに見事に全てのハクサイがやられている。せっかくここまで育ったのに・・・、ガックリだ!

成虫が発芽したての若い葉に卵を産み、3~5日で孵化した幼虫が若い葉を食べ始める。

卵のうちは気づかないから順調に生長しているものと思いきや、次に畑に行った時にはこの状態。

幼虫は苗の芯付近に潜りこんでいて折り畳んでいる葉を開くと必ずいる。

小さいので指ではかきだせない、針金でつついてほじりだし情け容赦なく潰す。

葉っぱを食べられる程度なら目をつぶるが、芯を食べられてしまうと生長できず枯れてしまう。

冬場の料理には欠かせないハクサイが全滅しては困る。

面倒だが食害にあっている場所から 1 匹ずつほじりだして潰していく。

ある程度大きくなれば大丈夫なのだが、それまではハクサイの生命力に期待するしかない。

今からギリギリ間に合うかどうかだが再度タネを蒔き直す。

防虫ネットはかけておいたのだが、成虫は1センチ程度の大きさ、いいかげんな覆いでは簡単に入られてしまう。

さらには、土中で蛹になるのでネットをかけても無駄。ネットの中で羽化してまた卵を産み付ける。

農薬を使えば簡単に防除できるのだが・・・。果てなき戦いが続く。

▶PDF版をダウンロードする inocchifarm118.pdf

スクリーンショット 2020-09-28 115500.jpg


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