BLOG

スタッフブログ

イノッチファームでシェアリングネイチャー 〈ツルウメモドキ〉(2020.12.23)

イノッチファームでシェアリングネイチャー

〈ツルウメモドキ

梅の木に絡みついているウメモドキが今年も赤い実をたくさんつけた。蔓性なので所かまわず伸びていき、少々厄介ではある。

ブロック塀沿いにある梅の木なので、道路にはみ出ると迷惑かけてしまう。気づいたら切るようにしているが、伸びる方が早い。絡まれた梅の木もさぞ迷惑だろう。

10年ほど前に植えたものだが、住み心地がいいのか毎年たくさんの実をつけ、それはそれで思い通りにはなったのだが・・・。小鳥たちも来ているらしく、食べかすの黄色い皮が落ちている。ウメモドキの実はとっくになくなってしまったがツルウメモドキの方はまだたくさん残っている。

これから木の実がなくなってくるので鳥たちの争奪戦が始まるのだろう。アオキ、ナンテン、ヤマボウシ、マユミ・・・、みんな赤い実を生らせて鳥に食べに来てもらっている。

いつからこんな関係ができたか知らないが、仲間を増やす手段として選んだ道、"すごい!"としか言いようがない。

だが、引っかかることがある。ムクやエノキ、クワの実は黒い。

鳥に食べさせたいならなぜ赤くしなかったのだろう?

クワなどは白→赤→黒と変わっていき、食べごろは黒くなっている。これらの実は人が食べても美味しい。ひょっとしたら人に散布してもらうのでわざわざ赤くするのを止めたのだろうか?

いや、ネズミモチやクスノキは食べられないからそれは当てはまらない。

自然界はホントに謎だらけだ。その謎解きの楽しさで今日一日幸せになれる。

▶PDF版をダウンロードする 2020.12.23 NO152-15 ツルウメモドキ.pdf

スクリーンショット 2020-12-24 144536.png


コメント投稿

月別アーカイブ