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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.152-41〈ダイサギ?〉(2021.1.26)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-41

〈ダイサギ?

ダイサギかチュウサギか判別できないが雪をかぶった丹沢連峰をバックに悠々と飛ぶ姿は何とも清々しくスカッとする。ファインダーを覗きながらサギを追っていると他の景色は入らないので、一瞬だけ鳥になったような気分。爽快だ!

サギの仲間は日本全国どこにでもいるが、かつてはトキやコウノトリだってこうやって身近にいたはずなのだ。そう思うと、目の前にいるサギが果たして100年後にも当たり前に見られるかどうか心配になる。

鳥の写真を撮るということはその環境をも含めた被写体に目を向けることであって、鳥だけに思いを寄せた"いい写真"が撮れたからと言ってその環境を持続させることに役立てるかどうかは疑問だ。

尾瀬の湿原に三脚の跡が見られたり、迷鳥を撮りたいがために足元の草花を平気で踏みつけてしまったり・・・。

花も鳥も虫も写真の好対象になるが、なぜそこにいるのか常に周りの環境との繋がりを意識しながらこれからも撮影していきたいと思う。

▶PDF版をダウンロードする 2021.1.26 NO152-41 ダイサギ?.pdf

スクリーンショット 2021-01-29 140650.png


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