スタッフブログ
イノッチファームでシェアリングネイチャー No.152-44〈ふきのとう〉(2021.1.30)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-44
〈ふきのとう〉
庭を歩いていたら"ふきのとう"が顔を出していた。いつもかなり大きくなってから気づくのだが、今年は顔を出したばかりの時に気が付いた。
現役の頃、確か2年生を担任した時だと思うのだが、工藤直子さんの「ふきのとう」という詩が国語の教科書にあった。前後の内容は忘れてしまったが、ふきのとうと雪が会話している場面があった。
頭の上に乗っていた雪に『よいしょ、よいしょ おもたいなあ』とふきのとう、それに対して、『すまない』と雪。詩は結構長かった気がするが、ほっこりするこの場面だけはよく覚えている。
二十四節気七十二候の大寒の初候に、《款冬華》(ふきとうはのとうはなさく)がある。蕗なら読めるが款冬は何と読むのか分からない。調べてみたら"カントウ"と読み、蕗の漢語だそうだ。大寒の時期に蕾が顔を出し始めるので、今日見つかったのはちゃんと時期にあっていたのだ。
庭に出ているなら畑にもあるだろうと探してみたら、やっぱり小さい赤ちゃんが顔を出していた。枯葉があって気づかなかったが、よく見たら3つも4つも出ていた。
フキは地下茎でどんどん増えていくので、うっかりしていると隣の畑にまで顔を出していることがある。日本古来の野菜(山菜)だが少々厄介でもある。
フキは何と言っても"フキ味噌"で食べるのが一番だ。何とも言えない春の香りが味噌と絡み合って絶妙のハーモニーを奏でる。白いご飯が白鍵ならフキ味噌は黒鍵、口の中で早春のメロディーが流れだす。(チョット気障かな?)もう少ししたら作ってみよう!
▶PDF版をダウンロードする 2021.1.30 NO152-44 フキノトウ.pdf
コメント投稿
最新コメント
- うっとうしかったのでbyカメノコテントウ
- お母様の凛とした姿やby西川記世
- あqwせdrfgtyby神様
- 「自然が好きで世界をbyイノッチ
- サリーさんの笑顔とやbyとめちゃん
- お疲れ様でした。とてby加藤 耕
- こないだとてつもないby香
- カナペコさん、ありがbyクッキー
- 今日のワークショップbyカナペコ
- すごいby匿名
月別アーカイブ