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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.152-47〈春を食す〉(2021.2.3)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-47
〈春を食す〉
君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ 〈光孝天皇:百人一首より〉
虹菜苔、菜の花、ブロッコリー、スティックセニョール、万葉集に歌われていた若菜とは似ても似つかない野菜たちだが、春になれば外来種だろうがF1種だろうがちゃんと花を咲かせる。
顔を出し始めた若い蕾は柔らかくて美味しい。ほろ苦い菜の花は大人の味、お腹の中がスッキリきれいになりそうだ。今シーズン初めて栽培した中国野菜の紅菜苔(右写真)はクセがなく生でもいける。そのままポキッと折って畑で食べると春の味が口いっぱいに広がる。冬野菜が少なくなるこの時期、董立ちの野菜を食べられるのは何ともありがたい。これから暖かくなるにつれグングン董が立ってくるので野菜不足の心配はしなくて済みそうだ。
ブロッコリーとスティックセニョールは茹でてポテトサラダに添えて食べる。紅菜苔と菜の花は明日の味噌汁になりそうだ。日の光、雨、土、気温、自然の恵みがあってこその春の味、『いただきます』の感謝の気持ちは自然と口から出てくる。今まさに伸びようとしている野菜のエネルギーは大地の力そのものだ。
▶PDF版をダウンロードする 2021.2.3 NO152-47 春を食す.pdf
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