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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-55〈ひこうき雲〉(2021.2.13)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-55

〈ひこうき雲

夕日に赤く染まった"ひこうき雲"、昼間の白いのは"ヒコーキ雲"、なんの感情も伴 わない時には"飛行機雲"。何が違うのかと問われても、こればかりは説明のしようがな い。自分の中では、西に向かって引かれたこの日の赤い筋は、"ひこうき雲"と表現する のがぴったりなのだ。冷たい冬空に引かれた 1 本の赤い線は、公的な飛行機雲よりもなん となく暖かみのある"ひこうき雲"の方が収まりがいいし、この時の気分にぴったりだ。

『言葉の羅針盤(若松英輔著)』のなかで、"漢字が直接的に普遍性を求めるのに対し、 かな文字には「私」という通路を経て普遍にたどり着こうとする動きがあるように感じら れる"とあった。時にはひらがな表記の中に「私」の意思を忍ばせたいと思う。

▶PDF版をダウンロードする 2021.2.13 NO152-55 ひこうき雲.pdf

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