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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-84〈摘み草〉(2021.3.20)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-84

〈摘み草

早春の摘み草の代表格、ヨモギを摘みに行った。歩道の脇に生えていることが多いが、犬のおしっこが心配なのでここでは摘まない。かつて相模原の上段地区では農業用の灌漑用水路が設置されていたが、その水路がまだ残っている場所がありその水路沿いで摘むことにした。若いヨモギの葉は白い粉が吹いたような色をしていてとても柔らかくつぶすと緑色の汁で指先が染まる。この汁がヨモギ団子の天然着色料になる。

孫たちも手伝ってくれるが1歳10ケ月のSちゃんは、何でもかんでも手あたり次第に入れてしまう。じいちゃんのマネをして本人なりに摘んでいるのだ。持ってきた落ち葉も枯れ草も一緒に袋に入れて後で分ける ことにした。

ツクシが顔を出し、テントウムシがチョコチョコと歩き回る用水路。作って数年で使われなくなってしまったかつての遺構は2度とその役目を果たすことなく静かに眠っている。さて、これから団子を作ってご先祖様にお供えしよう。現役だった頃の用水路を思い出しつつ・・・。

▶PDF版をダウンロードする 2021.3.20 NO152-84 摘み草.pdf


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