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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-85〈アケビの花〉(2021.3.22)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-85

〈アケビの花

畑のフェンスに絡めてあるアケビの花が咲き始めた。赤紫色とでもいうのだろうか、派手さはないがなかなか味のある花だ。花弁のように見えるところは実は"ガク片"ということで、花弁はない。雌花と雄花があり、写真の左が雌花、めしべの数だけ実が生るそうだ。雄花の方は6本のおしべが円陣を組むように集まっていて、何かの作戦会議でも開いているようで楽しい。去年はたくさんの実をつけたので知り合いに分けてあげたら、珍しがられた。かつては近くの山にいっぱいあったが、近ごろはなかなか見つからない。山に行くと葉っぱはいっぱい見られるのだが・・・・。アケビの新芽は野草としても人気があり、以前天ぷらにして食べたことがある。おひたしにしても美味しいということなので、ぜひ試してみようと思う。

こちらは紫色の実が生るミツバアケビ。左が雌花で右が雄花。きれいな紫色の実はなかなか生らないが、中身は間違いなくアケビだ。この花が実になるまでの約6ケ月、アケビは子孫を残すべく日々果実を太らせていく。"あくび"などしている暇はないのだ。少しは見習わなくては・・・・。

▶PDF版をダウンロードする 2021.3.22 NO152-85 アケビの花.pdf


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