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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-127〈ついに登場!♂キジ〉(2021.5.12)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-127

〈ついに登場!♂キジ〉

農作業をしていると、"ケーンケーン"という甲高い声がした。目を凝らしてみるとおよそ60~70m先に黒っぽい塊が見える。肉眼ではなんとなくしか分からないのだが、カメラを向けるとまごうかたなき雄のキジだ。ほぼ毎日のように鳴き声は聞くのだが姿を現したことはない。隣のレタス畑にじっと立ち、時々首を左右上下に動かしている。

しばらくカメラを向けたままでいると、羽を震わせながら鳴きだした。その後も5分おきくらいに鳴いていた。今まで知らな かったのだが、鳴く時には羽を広げ5~6回バタバタと震わせて鳴く。縄張り宣言?それともメスへのアピール?でも近くにはメ スの姿は見えない。藪の中にでも隠れているのだろうか?同じ場所で3,4回鳴いた。

しばらくすると目の前のレタスをつつき始めた。お気に召さなかったのか、2~3回つついておしまい。くるりと向きを変えてその場を立ち去った。去年は芽が出たばかりの小麦を数羽のメスキジに食べられてしまい、何度も蒔き直した。国鳥と言えど畑荒らしは迷惑千万なのだがキジが歩き回る農地は豊かな環境でもある。あの鳴き声も長閑でいい。多少の被害には目をつぶり、毎年の訪問を楽しみにしようと思う。

▶PDF版をダウンロードする 2021.5.12 NO152-127 ついに登場 ♂キジ.pdf

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