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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-130〈白い花見つけて!〉(2021.5.15)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-130
〈白い花見つけて!〉
昨日は町田にあるN幼稚園の年長さんと遊んだ。年に数回園児たちとネイチャーゲームを楽しんでいる。この園には別に"裏庭"と呼ばれる園庭があり、園児たちの格好の遊び場となっている。昨日は下見の際に白い花がたくさん咲いているのに気づいたので、プログラムを一部変更して草花遊びをした。
「白いお花がいっぱいあるね、今から10数える間に白いお花を見つけて触ってください。取らないで触るだけだよ」。
園児たちはダッシュで白い花を探し出し、触ってみる。
「じゃあ今度はさっきとは違った白い花を探してください」。
2回探してもらった後、あらかじめ取っておいた5種の花を順に見せる。
「この花見つけた人?」、「なんていう名前かな?」
『シロクサツメ!』
「う~ん、似てるけどな~」「し・ろ・つ・め・く・さ・っていうんだよ。ほら、四葉のクローバーってあるでしょ。あの花だよ」。
「次はこれ見つけた人?」
『知ってる、ドクダミだ!』
順に匂いを嗅いでもらう。『ウエッ!』『いい匂い』と反応は様々。
「次はこれ!」
『あっ、それいい匂いがした!』
「ホント?じゃあどこにあったか教えて」とユズの木に行き、みんなで匂いを嗅いでみる。
『レモンみたいな匂い』『あ~、いい匂い』とうっとりする子も。
その後ユズの木にいたアゲハの幼虫を紹介したら園児たちの目は釘付けになった。ヒメジョオン、ブラックベリーと続けて見せ、花弁の違いや香りの違いに気づいてもらうようにした。
ブラックベリーの花を触った子は、『トゲがあったよ』と教えてくれた。
見て、触って、匂いを嗅ぐ。これだけでもグッと足元の草花が身近になる。できれば、シロツメクサで指輪や腕輪を作ったらもっと仲良しになれる。木々や草花があり虫が遊ぶ園庭は、子ども達の根っこを養う場としてとても貴重だ。私自身には子ども達の元気な声が四葉のクローバーとなる。その声で前夜の寝不足が吹っ飛んだ。
▶PDF版をダウンロードする 2021.5.15 NO152-130 白い花見つけて!.pdf
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