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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-132〈チョウとの遭遇〉(2021.5.17)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-132
〈チョウとの遭遇〉
恐らく今までだったら見向きもしなかったチョウに目が向いた。散歩中に偶然見つけたチョウだ。パッと見は地味なチョウだが、写真を撮ろうと近づくとはっきりとした黒い丸(蛇の目)が見える。繊細な波模様は着物の柄にでもなりそうで、しっとりとした大人の雰囲気を醸し出している。さしずめ銀鼠色といったところか。葉っぱに止まると翅を開いた。これまた見事な蛇の目!ヘビの目をして外敵から身を守る工夫だろうか?飛び去る前に早速シャッターを押した。これまでだったらここで終わりなのだが、どうしても名前を知りたくなったので帰宅後すぐに図鑑を開いた。"ヒメウラナミジャノメ"が一番写真と近い。気になるのは、写真の方が図鑑より小さい蛇の目が多い。個体差なのか近縁種なのか?ここから先は分からない。
この後、すぐにまた別のチョウが見つかった。オレンジ色が視界に入り、すぐに近くの枝にとまった。そ~っと近づいてカメラを向ける。翅は黄色に黒い模様が入ったヒョウ柄で飛んでいても良く目立つ。風が強かったせいかすぐ近くの枝にとまった。翅は開かないチョウのようだ。調べた名前は、ウラナミアカシジミ。突起がある方が前かと思ったら、逆だった。チョウの判別は数種類しか分からないが、この2種が新たに加わったことで俄然チョウの世界が広がった感がある。知れば知るほど世界が開けてくる。新しい世界を知ることで知らない自分を知ることになる。それが嬉しい。
▶PDF版をダウンロードする 2021.5.17 NO152-132 チョウとの遭遇.pdf
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