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感性が高まっているぞ

秋名残寒風枯

いくつになっても、感性や感受性を高めることはできます。感性を磨くのは子ども、それも幼児の時ばかりだと、せっせと音楽にふれさせたり、自然の中で遊ばせたりしますね。しかし、オトナでも、感性は磨けば、どんどん高まってゆくのです。

えー!、そんなの特別な才能のある人の話なんじゃないの?と思いがちです。「天才」と呼ばれるようなゲイジュツ家や、ファンションリーダーのようなセンスに、恐れ入りましたと脱帽することは少なくありませんね。きっと「血」の問題か、幼少期にすごく磨かれる経験をしたと思ってしまいます。

実は、ネイチャーゲームをやっていると、どんどん感性が磨かれていくが実感としてあります。冬枯れのススキの野原を見て、「美しい」と足を止めることは、若かりし頃にあったでしょうか。空を舞う鳥に心を寄せるようになったのも最近かもしれません。

例えば今朝は、「秋名残寒風枯」(あきのなごりも かんぷうに かれる)って詞を書きました。いいでしょ?
これが感性が高いかどうかは置いておいて、今朝の散歩中に見かけた「季節の便り」を言葉にしたものです。日本古来から、季節を表す「七十二候」を自分なりに作ったものです。ここには「感じること」と「言葉にすること」の2つの磨きたい能力が潜んでいます。あなたはどちらを磨きたいですか?


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