BLOG

スタッフブログ

自然を楽しむ・自然から学ぶの記事一覧

1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/12/15]

おはようございます。利佳です。

寒い朝です。

この冬一番の冷え込みでしょうか。

各地から雪景色の便りが届いています。

ここは、寒くても晴れて日が出ているので、日向に行けば暖かさを感じられます。


今週のウェルネスは<わたしは山>

「わたしは 木」「わたしは 鳥」「わたしは 風」「わたしは 空」

周りを見渡して気持ちがつながったものを呟いてみます。


空は真っ青、雲一つなく晴れています。

すっかり葉を落とした桜の木の枝にきれいな色の葉が1枚残っていました。

青い空に朱色が映えます。

葉っぱのフレディのようです。

たった一人で最後まで枝についているあの葉っぱ。

いつかは落ちてしまうけれど、最後まで遠くの景色を楽しんでいるのですね。

〈空と大地が私に触れた〉

1枚残った桜の葉が私に触れて、その力をくれました。


風邪をひかないように、体を温めます。

201215SNW.JPG


<シェアリングネイチャーウェルネスについてはこちらから!>

  ▶【取り組み】シェアリングネイチャーウェルネス


イノッチファームでシェアリングネイチャー No.152〈霜の朝〉(2020.12.15)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152

〈霜の朝

この冬一番の冷え込みで、外に出ると思わず体が硬くなる。すでに日は昇っている時刻だが寒さに慣れてない体は散歩に向かおうとしている足先を躊躇させる。

それでも、歩くのは気持ちいので畑に向かう。畑に着くと、キャベツや白菜、ホウレンソウ、イチゴなどの葉に霜がビッシリ降りていた。

小屋にかけてある温度計を見ると、2度を少し下回っていた。ほうれん草の葉は地面についてフニャリとしている。日が差して暖かくなるとまた葉を持ち上げてシャキッとなる。寒くなると野菜は甘くなると言われているが、凍らないようでんぷんを糖に変える防衛手段。その甘くなった野菜を"鍋"でいただく幸せ。

イチゴの葉を触ってみたら思った通りの冷たさ、触ったところはすぐに融けていったが指先の体温はしっかり奪われた。暖冬で、いつまでも咲いていたホトケノザもこの霜で今季は終わり、こぼれたタネは来春まで眠りにつく。

心あてに折らわば折らむ

初霜の置き惑はせる白菊の花

~凡河内躬恒~

百人一首にある歌だが、白菊と間違うほどの霜はないだろうと突っ込みたくなる。雪ならともかく・・・。

▶PDF版をダウンロードする 2020.12.15 NO152-10  霜の朝.pdf

スクリーンショット 2020-12-16 141727.png


1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/12/14]

おはようございます。利佳です。

週の始まりは晴れています。
昨日の公園での親子イベントは、とても楽しくて、いい経験ができました。
心地よい疲れでぐっすりしました。
そして今朝は朝から雑用があり、ウェルネスがお昼近くになってしまいました。

うちから見ると薄っすら青みがかった緑色に見える山。
今日は少し近くに来て見たら、紅葉している様子が見られました。
山を見ると気持ちがゆったり大きくなります。
〈空と大地が私に触れた〉
大山が私に触れて、その力をくれました。
201214SNW.jpeg


<シェアリングネイチャーウェルネスについてはこちらから!>

  ▶【取り組み】シェアリングネイチャーウェルネス


イノッチファームでシェアリングネイチャー No.152〈ふたご座流星群〉(2020.12.14)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152

〈ふたご座流星群

昨夜はふたご座流星群のピークということで23時過ぎ外に出てみた。21時頃は雲が出ていたがすっかり取れて絶好の観測チャンス。月明かりもほとんどなく、良く見えるはず。できれば暗い場所での観測をしたかったのだが寒いこの時期、風邪をひきたくないので家の庭で観測することにした。

軽トラの荷台にマットを敷きその上に寝て布団をかける。もちろんフリースにダウンを着こんで寒さ対策はバッチリ!風もなく思ったより寒くない。

オリオン座からふたご座辺りを中心に首を固定し、じっと見つめる。

10分、20分・・・、右目の端っこにスーッと1本のすじが流れた。その後も10分おきくらいに流れた。だが、だんだん薄い雲が出てきて、少しずつ曇りガラスをかぶせたようにぼんやりとなってしまった。首の位置を北の方にずらしさらに観測を続ける。雲が邪魔するせいか、流れ星もくっきりとは見えない。風も出てきて寒くなってきた。

「もう一つ見たらやめよう」と決めてその時を待つ。左目の隅にか弱い光がスーッ!これでは止められない、もっとハッキリした"これぞ流れ星!"と言うものでないと。

さらに目を凝らして見続ける。

0:45、すーーーーーーっ

ついに来た!ほぼ頭上に明るい閃光が走る。カメラを向けたが安物のデジカメでは光跡は撮れない。しっかり瞼に焼き付けた。

砂粒ほどの小さな星くずがまばたきほどの一瞬に燃え尽きる宇宙のドラマ。その潔さは放つ光よりも美しい。子どもの頃は毎夜こんな光景が見られた。見えたものが見られなくなるのは寂しいものだ。

〈今日はのどが痛い、風邪ひいたかな?〉

▶PDF版をダウンロードする 2020.12.14 NO152-9  ふたご座流星群 .pdf

スクリーンショット 2020-12-15 114110.png


イノッチファームでシェアリングネイチャー No.152〈柚子の季節〉(2020.12.13)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO150

〈柚子の季節

庭のユズがたわわになっている。これまではピンポン玉くらいの小さな花ユズだけだったが、ユズジャムを作るのに大きい本ユズが欲しくて、数年前に植えた。

その本ゆずが今年初めて実をつけた。確かに花ユズよりも大きく、ミカンくらいの大きさだ。黄色い花ユズに対して少し濃く、ミカンに近い色だ。

"桃栗3年柿8年、ユズの大馬鹿18年"と言われるくらい実をつけるのに時間がかかる。まだまだだろうと思っていたら、白い花を咲かせ、40~50個の実をつけた。毎年花ユズでジャムを作っていたが小さい割にたくさんのタネが入っていてとても時間がかかる。大きな本ユズなら多少楽だろうと本ユズを植えたのだ。

だが今年はジャムではなく"ポン酢"を作ることにした。大分の知り合いからたくさんのカボスをいただいた際、"ポン酢"を作ってみたらこれが市販のものよりずっと美味しくて病みつきに。

せっかく本ユズがなったので、ジャムではなく"ユズポン"を作ることにした。ユズの果汁と醤油を1:1の割合にし、昆布と鰹節を入れる。

まろやかさを出すためにみりんを少し入れる。冷蔵庫に寝かせて1週間待つ。500mlのペットボトルに丁度1本分だ。あと3日でその日が来る。鍋の具材も畑にタップリある。楽しみ楽しみ・・・・。

▶PDF版をダウンロードする 2020.12.13 NO152-8 ゆずの季節.pdf

スクリーンショット 2020-12-15 113446.png


1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/12/12]

おはようございます。利佳です。

週末は薄曇りです。

朝起きると、まずは窓を開けて外の空気を吸います。


今朝は窓を開けた途端、目の前をピューッとすごいスピードで横切ったものがいました。

ヒヨドリです。

朝の運動と朝食探しで忙しく飛び回っているようです。

お隣の外の木に止まって、少ししたらピーッと鳴いて飛んで行ってしまいました。

ヒヨドリはヒーヨヒーヨ、ピーピーギャーギャーとうるさくて小さな鳥からは怖がられているけれど、よく見ると可愛いです。

オールバックにした髪の毛と、ブラウン系の頬紅つけて、キョロキョロしています。

亡くなった義母は「ひよ」と名前をつけて、毎朝呼び掛けていました。

うちのカキを食べて生きているひよ! 元気に飛び回ってね。


空と大地が私に触れた>

ヒヨドリが私に触れて、その力をくれました。


<わたしの暦>

鵯元気鳴飛(ヒヨドリ元気に鳴いて飛ぶ)

201212SNW.jpg


<シェアリングネイチャーウェルネスについてはこちらから!>

  ▶【取り組み】シェアリングネイチャーウェルネス


イノッチファームでシェアリングネイチャー No.152〈出会いの喜び〉(2020.12.11)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152

〈出会いの喜び

木の葉が落ちた里山は林内に光が差し込み山全体が明るくなる。暖かな冬の日差しを浴びながらノンビリ歩くのは楽しい。タップリ敷き詰められた落ち葉はカサカサと乾いた音がして、歩くリズムに合わせて一緒に歌ってくれる。水分や形状の違いだろうか、同じ落ち葉でも踏んだ時の音が微妙に異なるのも面白い。

そんな楽しい山歩きをしていると、もっと楽しく嬉しい出会いがある。

初めに見つけたのは、「ヤママユ」の繭。足元に落ちているのを見つけた。今まで何度も見つけたことがあるが、そのほとんどはこうして地面に落ちているもので、木の枝についているのはまだ見つけたことがない。「天蚕」と呼ばれる天然の蚕で、この繭からとれる糸は大変貴重なものだそうだ。

次に見つけたのは今年初めての「ウスタビガ」の繭。毎年、山歩きの時は必ず目にするが、今年は山歩きそのものが少ないので1年ぶりの出逢いに興奮する。鮮やかな緑の繭が突然視界に入ってくるので、すぐに「ウスタビガ」だと分かる。

最後はツクバネのタネ。渓谷沿いの歩道で偶然見つけた。自然の状態のものを見たのは初めてだ。羽根つきの羽のように、上から落とすとくるくる回りながら落下する。マイタケを見つけた人が思わず舞い踊るというが、まさにそんな気分だった。自然の中での偶然の出逢いは意図せず突然訪れるので、その分喜びもひとしおだ。今夜はワインで乾杯!

▶PDF版をダウンロードする 2020.12.11 NO152-7 出逢いの喜び.pdf

スクリーンショット 2020-12-15 112849.png


1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/12/11]

おはようございます。利佳です。

朝日を浴びるのは気持ちがいいです。

特に木の隙間からピカーッと光の帯が出てくるところが好きです。


庭のカキの木の幹の端からピカーッと太陽が見えました。

あー、朝だ!とうれしくなります。


カキの実はすべてなくなりました。

上の方の鳥たちのために残しておいて実もすっかりありません。

美味しい実を食べられた跡のへただけが枝について残っています。

茶色く硬く残っているへたが花のようにも見えます。

枝先に咲いている茶色い花!

青空に映えます。

カキの木で<生命の流れ>

空気だけでなく、実も周りとつながって、感謝の気持ちになりました。

鳥たちもピーピー元気に鳴いています。

<わたしの暦>


柿実蔕花咲(カキの木にへたの花が咲いている)

201211SNW.JPG


<シェアリングネイチャーウェルネスについてはこちらから!>

  ▶【取り組み】シェアリングネイチャーウェルネス


1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/12/10]

おはようございます。利佳です。

曇っています。

天気予報は晴れなので、これから太陽が出てくるのでしょうか。


公園の植込みのノブドウは葉っぱが枯れてきましたが、まだ青や紫の実がいくつかついています。

そのそばにはタカサゴユリの茎にヘクソカズラが絡まって、茶色い実をいっぱいつけています。

丸がいっぱい。

「まん丸ちゃん集まれ!」

垣根のイヌツゲやマンリョウの実もいただいて、まん丸の集合写真を撮ってみました。

なかなか面白いです。

それぞれの色が違うまん丸からパワーが感じられます。

小さくても自分を主張しているようです。

わたしだって、ぼくだって、こんなにまん丸で光っているよ!


<空と大地が私に触れた>

まん丸の実が私に触れて、その力をくれました。


<わたしの暦>

彩色々丸実集(色とりどりの丸い実集まった)


朝からこんなことをしている怪しいおばさんを、

登校途中の小学生が、遠巻きに見ていました。

201210SNW.JPG


<シェアリングネイチャーウェルネスについてはこちらから!>

  ▶【取り組み】シェアリングネイチャーウェルネス


月別アーカイブ