スタッフブログ
イノッチファームでシェアリングネイチャー No.131〈苦手な奴〉(2020.10.16)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO131
〈苦手な奴〉
藁を積みかえようと、昨年の古いものを片付けていたら、ニョロっと動くものが!すぐにヘビと分かった。
急いでカメラを取りに行ったのだが戻ったらすでに消えていた。
ものの 10 秒程度なので遠くに行ってはいない、隠れていそうな場所をどんどんと叩いたら顔を出した。大きさは 70~80 cmぐらいだろうか、体を巻いていたのと全身が見えなかったのでおよその見当だ。
正直こいつは昔から苦手で突然現れるとびっくりする。
さすがに、若い子のように "キャッ"などと声は上げないが、"ニョロッ"が視界に入った途端、"ドキッ"としたのは確かだ。
年に一度ぐらい畑で見かけるのだが、今年は初めての顔見せだ。苦手なお客さんではあるが、こいつのお陰でネズミが近寄らない。
毎年藁を積んでおくと必ずネズミの巣がいくつか見つかる。
冬でも暖かい藁の中はネズミにとって格好の住みか、繁殖にはもってこいの場所だ。そこに天敵のヘビが棲みついたらたまらない。
安心して子育てなどはできない。と言う自然界の厳しい掟の中で、ネズミは優良物件から泣く泣く出ていく羽目となる。
ずっとずっと昔、まだ子供だった頃、押入れを開けたら青大将が出てきてビックリ仰天したが、ネズミ退治に一役買っていたのだ。
苦手でどうしても好きにはなれないけど、感謝の気持ちは間違いなくある。だけど、だからと言って好きにはなれない複雑さ。
▶PDF版をダウンロードする 2020.10.16 NO131 苦手な奴.pdf
1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/16]
おはようございます。利佳です。
昨夜、ガイドわいわいシェア会*がzoomで開かれました。
全国のガイドの方々とお顔を合わせてお話ができてとてもうれしか
私が発信しているこの「1日1回ウェルネス!」
1人でウェルネスしていても、寂しくない、
みなさんも毎日されていることですが、
昨日、<雲見>をしているという言葉が何回も聞かれました。
なので、今朝は、みなさんからヒントをいただいて、私も、
曇り空ですが、所々雲の切れ間から明るい光が感じられます。
青空がののぞいているところもあります。
雲の色の違い、位置の違い、大きさの違いなど、雲で<
雲が私に触れて、その力をくれました。
また、
*「ガイドわいわいシェア会」
シェアリングネイチャーウェルネスガイド向けのオンライン交流会です。
<シェアリングネイチャーウェルネスについてはこちらから!>
1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/15]
おはようございます。利佳です。
昨日より気温がぐっと下がって涼しいです。
ほんの少しの霧雨が感じられます。
うちの前にマテバシイの木があります。
あまりドングリが落ちないのですが、
そしてそこに車が通り、
道路にはいくつか黄色い中身が粉々になった跡があります。
あーあ、つぶされてしまって・・・
と近寄って見ていると、
あー、アリさんのごちそうになるのね。
ドングリを食べるのは、リスやクマだけでなく、
と話のネタになります。
硬いままのドングリを巣まで運ぶにはとても重いと思うけれど、
こうやって、つぶされた一片をみんなで運ぶと、
アリのパワーを感じました。
<空と大地が私に触れた>
つぶれたドングリとアリが私に触れて、その力をくれました。
無事なドングリをいくつか拾い、これをどうしようかな、
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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.130〈異質に気づく〉(2020.10.15)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO130
〈異質に気づく〉
コスモスの花を移植していたら、何かが目に留まった。
それはほんの些細な異変、いつも見慣れている時計の位置が数センチ動いたとか、仏壇のライターの色が変わったとか、その程度の違和感だが本来のコスモスとは違う何かがそこにあった。
その気持ちの悪さの正体を確かめようと目を近づけてみると、シャクガ?の幼虫がそこにいた。コスモスの枝はこんな風にはならないし質感も微妙に違う。
いつも見慣れているコスモスだからこそその何とも言えない違和感に気づけた。本人にとっては絶妙なカモフラージュだったかもしれないが、コスモスにあるまじき異質な存在には"何か変だぞ"と黄色信号が点滅する。
他の場所にはスズメガの幼虫がカモフラージュ。木に絡まっているツルにたかっていたがやはり"変だぞ!"の信号点滅。
毎日のように畑に行って野菜や草花を見ていると、どこがどうというわけではないが、異変や違和感に気づくようになる。
お百姓さんはそうやってわずかな違和感に長年の畑仕事で気づきそれなりの対応をしたのだろう。
自然と向き合うということはこんな些細な違和感に気づくセンスを持つことなのかもしれない。
▶PDF版をダウンロードする 2020.10.15 NO130 異質に気づく.pdf
1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/14]
おはようございます。利佳です。
薄曇りですが、涼しい風が吹いていてさわやかです。
もうすっかり秋の気配です。
土手からの眺めも秋の装い。
セイタカアワダチソウの黄色が目立っています。
以前は線路沿いや河原を埋め尽くしていたこのセイタカアワダチソ
一時少し勢いがなくなったような気がしていましたが、
アレロパシーといって、
学生の時にこの研究をしていた友だちがいて、
広々とした景色を見ながらの<深呼吸>
セイタカアワダチソウの群生とススキとの共存。
その草むらの中ではさらに生きものたちの食物連鎖の世界が繰り広
この河原での<生命の流れ>をすると、
その中のちっぽけな私。
大きな画用紙の端っこに小さくいる自分姿を感じました。
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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.129〈白昼ドラマ〉(2020.10.13)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO129
〈白昼ドラマ〉
その現場に遭遇したのは10月13日、午前 11 時 25 分!
カマキリによる殺害の瞬間に出くわした。
何やら黒い物体をその強靭な鎌で押さえつけ、今まさに食らいつこうとしていた。
しかし何度か試みるがその物体は、体が引きちぎられることもなく生々しい肉汁も出てこない。すでに死んで干からびているようにも見える。
とその瞬間、黒いものの足が動いた!まだ生きている!カメラの位置を変えて全体が見える場所で写真を撮ると、どうやら"ゾウムシ"のようだ。
カマキリは初めお腹のあたりにかじりついていたが歯が立たないのか、お尻側に回ってしきりにムシャムシャやりだした。
かなり手こずっているようだ。背中を噛んでもお尻を噛んでも硬い殻は破れない。ゾウムシはしっかりと葉にしがみつきカマキリの攻撃に耐えている。
さあこれからどんな展開が待ち構えているのかと固唾をのんで見ていると・・・・。
カマキリが「クッソー、硬い殻だな!」と思ったかどうかは知らないが、油断した隙にゾウムシはポロっと葉っぱから落ちて、すたこらさっさと逃げてしまった。
ほんの一瞬の出来事だった。
カマキリがむしゃむしゃと食べる光景を撮れるかと期待していたのだが、ドラマはあっけなく終わってしまった。
命拾いしたゾウムシ、食い損ねたカマキリ、白昼堂々と命のやり取りが行われている現場。昼ドラより面白い!
▶PDF版をダウンロードする 2020.10.13 NO129 白昼ドラマ.pdf
1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/13]
おはようございます。利佳です。
さわやかに晴れています。
秋晴れです。
ちょっと冷たい空気を吸って<深呼吸>
朝の庭はにぎやかです。
ヒーヨヒーヨ ヒヨドリがカキの実を見ています。
チュンチュン スズメは垣根の上をチョンチョン歩いています。
ゲェーイゲイゲイ オナガが遠くの木にとまりました。
ケケケケケ カエルが鳴きました。「まだ僕ここにいるよ。」
まわりの生きものと話をしていると、
カキの木の葉の色は不思議です。
緑、黄色、オレンジ色、赤、茶色、黒、
葉っぱ1枚で、<色いくつ>ができますね。
ツヤツヤ硬い葉もだんだん色が変わり、
カキの葉が私に触れて、その力をくれました。
そろそろ上の方のカキを鳥たちが突っつきに来ることでしょう。
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1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/12]
おはようございます。利佳です。
新しい週が始まりました。
昨日の夜、web会議の途中に外に出ました。(
パソコンの前から離れ、
リリリリリーと虫たちも優しく声をかけてくれました。
夜のウェルネスタイムも落ち着くなーと思いました。
昨日の夜は暗かった場所が、
サーサーと暗い中から音だけが聞こえていたクスノキが、
夜と朝でこんなに感じ方が違うなんて!
当たり前ですが、数時間前との差を深く感じたので、
昨日の夜から今までを意識して、<生命の流れ>をしました。
静かな夜と明るい朝。
いつでも周りの自然に包まれている喜びを感じました。
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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.128〈タネの季節〉(2020.10.11)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO128
〈タネの季節〉
少しずつ秋が深まり、野菜や果物たちがいよいよ最後の仕事に取りかかる時がきた。
彼らにとって、この作業こそが最大にして最終の目的。
この目的のために花を咲かせ鳥や虫を呼び、雨風から身を守ってようやくこの時を迎えた。
そう、子孫を残すためのタネが熟す時がきた。
キュウリやゴーヤはすでにその役目を終え、静かに大地に帰ろうとしている。
今は、オクラやモロヘイヤ、ニラ、トロロアオイ、シソなどがその時を迎えている。
人の手で、何代にもわたって次々に改良されながらそれでも己の中にある"芯"の部分は頑なに守りながら、結局長い間子孫を残し続けているしたたかさ。
人の手を借りて、いや利用して、しっかりと遺伝子を残そうとするその生きざま、操られているのは人の方かもしれない。
▶PDF版をダウンロードする 2020.10.11 NO128 タネの季節.pdf
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