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自然を楽しむ・自然から学ぶの記事一覧

1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/03]

おはようございます。利佳です。

昨夜の月も綺麗でした。

一晩中、月の光に包まれて眠る心地よさ。

優しい夢を見ました。

今朝も秋晴れ。

庭で<深呼吸>

ミズヒキが風に揺れています。

長い花茎に赤い小さな花(本当は萼だそうです)がいっぱい並んでします。

よく見ると、4枚の花びらのうち1枚が白く、紅白から水引といわれると聞いたことがあります。

花の後実になると、小さなひっつきむしになり知らないうちに服についてくることがあります。

遠くから見ると赤い細紐のようにしか見えませんが、近くで見るとこんなにいろいろな発見があるミズヒキ。

<自然とわたし>から<空と大地が私に触れた>
ミズヒキの花が私に触れて、その小さな知恵をくれました。

ミズヒキに見とれていたら、まだ生き残りの蚊が私の足に止まっていました。

蚊の朝ごはん、控え目にお願いします。

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宮城のサリーです。

利佳ちゃん、いつもありがとうございます。

1日の夜、仙台でもきれいな中秋の名月を見ることができました。

皆さんと繋がっているのかなと思いながら月を眺めていました。

今朝、日課の「生命のながれ」をするために窓を開けると、

金木犀の香りが、マンションの3階に届きました。

優しい香りに包まれ、

全身で秋を感じることができました。


「空と大地が私に触れた」

金木犀の香りが私に触れて、1日の活力と自然へのつながりをもらいました。


家の近くを散歩すると、あちらこちらに金木犀の花が咲いていました。

10月になり、ハロウィンのオレンジカラーが目についていましたが、、

自然の中にもオレンジ色が香りと共に目立っていました。

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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.124〈うろこ雲〉(2020.10.3)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO124

〈うろこ雲〉

昨日は久しぶりに"畑キャンプ"をした。

アオマツムシの傍若無人な鳴き声は 21 時過ぎには収まり、コオロギ のささやくような鳴き声でやっと夜の静寂に身をゆだねられるようになった。

パソコンやテレビに縛られず、なんでもない時間を過ごす。

コーヒーを飲みながら雲間から出たり隠れたりしている十六夜の月をぼーっと眺める至福の時。

何も考えないようにしても他愛もないことが浮かんでは消えていく。凡人には"無"の境地などはほど遠い 。

けたたましいモズの鳴き声で目が覚め、外に出る。

と、空一面にうろこ雲が広がりまさにイワシの大群が大海原に群がっているよう。

東西 南北、どこを見てもイワシの大群!このうろこ 雲(いわし雲とも)が出ると天気は下り坂になるらしい。

時計を見ると 5 時半、東の空が明るくなってきた。そろそろ日が昇る時間だ。

イワ シの体が赤く染まり始め、一日の始まりを告げ る。

風にくすぐられコスモスも目を覚ました。

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1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/02]

おはようございます。利佳です。

昨夜は中秋の名月。

各地できれいな月が眺められたようです。

土手のススキ越しに上ってくる月を眺められる幸せを感じていました。

昨日はキンモクセイの香りも漂い始め、秋まっしぐらですね。

今朝もキンモクセイの香りの中<深呼吸>するのはとてもいい気持ちです。

鼻の奥を芳香がくすぐります。

ふと見るとランタナの花の上にバッタがいます。

何を考えているのかな。

バッタもキンモクセイの香りを感じているかな。

小さなバッタに寄り添い、バッタの目になって周りを見てみました。

<ピースウォーク>

日が差してきた草むらで花や虫たちと楽しむひととき。

 私は平和、私は喜び、 

 私は全てのものの中にいる。

今日も楽しいことが待っているかな。

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1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/01]

おはようございます。利佳です。

10月1日、衣替え、制服が冬服になることで意識していましたが

最近は衣替えも緩やかになり、いつの間にか冬服が多くなる感じです。

少し雨が降っていて肌寒いです。


月の始めは新たな気持ちになります。

意識して<深呼吸>

昨日ブーンブーンと外で機械音がしていたと思ったら、今朝、びっくりしました。
土手に何本かあるクスノキの1本が無残に枝を切られていたのです

川にある水管橋に枝がかからないようにと切ったのだとは思いますが、

大きく枝を広げ、葉を茂らせていた姿がなくなったのは残念でした。

でも、まだしっかりと根を張って生きています。


その枝を切られたクスノキで<生命の流れ>

枝の切り口からクスノキのパワーが感じられました。

みんな頑張っている!

よしっ!

と仕切りなおして、また生き続けていきましょう。


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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.123〈十五夜お月さん〉(2020.10.1)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO123

〈十五夜お月さん〉

「おつきみちょうだーい」

子どもの頃、十五夜には近所の友達数人と連れ立って、十五夜さんにお供えしてあるお団子やお芋、栗などをあちこちの家にもらいに行った。

農家でない家ではお菓子がお供えしてあり、当時の子どもにとっては何よりうれしい貰い物だった。

"どこどこの家ではお菓子をたくさんもらった"とか、"あそこの家はお供え物があってもガラス戸が閉まっていていつもくれない"とか、子ども同士の情報交換があってそれを頼りに家々を回った。

団子やお菓子をもらえる楽しみもあったが、夜子ども同士で暗闇の中を歩くのはチョット怖くてでもワクワクする時間だった。

今、十五夜のお供えをしても供え物をもらいに来る子どもはいない。

地域の繋がりが希薄になり地域で子どもを育てるという風潮は過去のものとなってしまった。

十五夜お月さんもさぞや寂しがっていることだろう。

旧暦815日、今夜は中秋の名月。ススキの他に庭に咲いてたシュウメイギクとホトトギス、ウメモドキの実を挿す。

畑で採れたサツマイモとサトイモ、それに団子を一緒に供えた。

7月の長雨と8月の日照り、そして9月はまた長雨と野菜にとっては過酷な環境ではあったが、なんとかお供えできる程度には育ってくれた。

人間だったらとっくにひっくり返っていただろうに、何とか持ちこたえてここまで育った野菜の生命力にただただ感服せずにはいられない。

畑に行って月が出てくるのを写真に撮ろうとしたら、丁度上り始めたところだった。

暗くて良く見えなかった足元が月明かりで少しずつぼんやりしてくる。

虫たちのざわめき、頬をやさしく撫でる風、そして夜の暗闇。

今、こんなひと時を過ごせる幸せをしみじみと感じている。

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1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/9/30]

おはようございます。利佳です。

晴れているけれど、風が強いです。

でも、嫌な強さではなく、心地よい風です。

落ち始めたケヤキの葉っぱとクルクルとダンスを踊っているようです。

<深呼吸>すると、「おはよう」と風が声をかけてくれました。

「おはよう」と応えると、風は遠くの話を始めてくれました。

<風と話そう>

昨日初冠雪が伝えられた富士山の上を通ってきたのですって。

もう寒くて、一気に関東平野まで飛んできたのですって。

そうしたら、海があって、大きな波を起こしたら、サーファーが喜んでいたって。

河口では釣りをしている人がいたって。もしかしたらそれはうちの息子かもしれない。

川をさかのぼって空の雲と一緒に遊んでいたところで、私と会ったんだって。

そんな話をして風は私の髪の毛をぐちゃぐちゃにしてどこかへ行ってしまいました。

いつものクスノキが、クスッと笑って見ていました。

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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.122〈虫の居場所〉(2020.09.30)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO122

〈虫の居場所〉

このところ頑張って草取りをしたので畑の草は大分少なくなり土が見え始めてきた。

緑の部分は大方野菜になりどこから見ても畑らしくなってきた。

だが、えさ場や隠れ場を失った虫たちにとってはとんだ迷惑、狭くなった草地を求めてかなり"密"状態になっている。

残ったシソの栽培地にいろんな虫が群がっている。このシソも抜いてしまう予定だが、さて、どうしたものかと思案に暮れる。

シソはそのまま放っておいても特に問題はない。

やがて枯れてタネがこぼれて来年につながる。その分耕作地が減るが来春までには片づけられる。

大きなおなかをしたカマキリは産卵に向けてもう少し栄養を蓄えたいだろうし、成虫で越冬するツチイナゴもまだまだエサが必要だろう。

などと思うと、シソも含め残ったわずかな草もそのままにしておこうかなと仏心がよぎる。

畑に緑がなくなれば別の場所に移動するだろうが、せっかくここで生きていこうと決めた場所、最期まで虫たちの安住の地として残しておこう。今日はなんだか"善人"になった気分だ。

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1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/9/29]

おはようございます。利佳です。

朝晩は寒いくらいになりました。

長そでを引っ張り出してきて羽織らないと風邪をひきそうです。

歩いていると、道端の小さな草花に目が行ってしまいます。

白い花は可憐で清楚で、心が洗われる気がします。

ニラの花に似ていますが、植込みの中の所々に咲いています。

ノビルでしょうか。葉っぱは少し青臭く、ニラのような匂いです。

花も少し匂いがありますが、ネコのおしっこのような気もします。

長い茎の先に白い小さな花が集まって、風にユラユラ揺れています。

星のようにも花火のようにもお菓子のようにも見えてきます。

一緒にユラユラしていると気持ちがいいです。

まわりではアリたちが忙しく歩き回っています。

<空と大地が私に触れた>

白い小さな花が私に触れて、その優しさをくれました。

あ、今日はこの花のような模様のマスクをしようかな。

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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.121〈草のタネをばらまく〉(2020.09.29)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO121

〈草のタネをばらまく〉

長い間ほったらかしにしておいた場所の草取りをした。
ここにはバターナッツカボチャを植えておいたので、下手に草取りはせずそのままにしておいた。
結果このありさま。
ほとんどメヒシバとイヌタデでカボチャは完全に草の中に隠れてしまっている。
例年足で蹴飛ばすくらいたくさんのバターナッツができるのだが、今年は全くの不作。
7月の長雨、8月の日照り、ウリハムシの大量発生、そしてほったらかしの草ぼうぼうの中でそう簡単にカボチャができるはずもない。
貧弱なカボチャを4つほど収穫し草取りに精を出す。
そのカボチャに比べ見事に育った草どもにはビッシリとタネができ地面にこぼれ落ちている。
草を抜けばさらに否応なしに大量のタネが畑にばらまかれてしまう。このタネが来年の春一斉に芽吹くかと思うとぞっとする。
草が刈れるのを待ってこぼれダネも一緒に燃やしてしまえば簡単なのだが、ここには2年前にイチゴを栽培した時のマルチが張ってあり燃やせない。
そのまま放置しておけばやがてマルチは劣化してマイクロプラスティックになってしまう。
SDGsに取り組んでいる手前、それは許されない。面倒だがマルチが劣化する前に草を取り全てのマルチをはがさないといけない。
2年も張りっぱなしてしたマルチはきれいにはがせず、途中で細かく千切れてしまう。
地中に埋まったままの千切れたマルチをスコップで全て掘り出し回収するのはホントに面倒な作業だ。
タネがビッシリ付いた面倒な草取りと、劣化し始めたマルチの回収作業、少し涼しくなってきたとはいえ、高齢者には骨が折れる。
休憩時間、お茶を飲んでいたらモズの高鳴きが遠くで聞こえた。そろそろハヤニエが見られるかな?

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