
スタッフブログ
イノッチファームでシェアリングネイチャー No.98〈ヒメリンゴ〉(2020.08.22)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO98
〈ヒメリンゴ〉
ヒメリンゴが赤い実をつけ始めた。
5,6年ほど前長野(須坂)の知り合い農家さんから頂いた苗で、今年は17個の実をつけた。
春先たくさんの花が咲いたのでそれなりに期待していたのだ。植えっぱなしで世話らしい世話は何もしていない。
もちろん消毒などもしないのでカミキリムシの穴だらけ!そんないい加減なほったらかし状態で果たして実をつけるのか??
しかししかし、2年ほど前から少しずつ実をつけ始めたのだ。だが肌は汚れ虫食いだらけの実、とても"食べたい"と思えるような代物ではない。
試しに完熟して落ちた実を(ほとんど食べるところはないのだが)食べてみると・・・・、これが意外とうまい。ちゃんとリンゴの味がする。
"観賞用になればいい"くらいの気持ちでいたが、食べられるならこんないいことはない。
ピンポン玉程度のカワイイサイズで、カラスも振り向かないようなリンゴだが、こんな悪条件の中よくぞ生ってくれたと拍手せずにはいられない。新潟から来たウドと同じく、この畑に根を張って、時々目の保養と話し相手になってくれたら嬉しい。
小さくてもリンゴはリンゴ。木村秋則さんのような"奇跡のリンゴ"にはならないが、こんな土地で花を咲かせ実をつけたのはある意味"奇跡"なのかもしれない。まさに"すべては宇宙の采配"なのだ。
▶PDF版をダウンロードする イノッチファームでシェアリングネイチャー№98pdf

1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/8/22]
おはようございます。利佳です。
昨夜福島から桃が届きました。
箱を開けるとフワ~ッと甘い香り、
そっと手に取ると柔らかい肌に短い産毛がいっぱい生えていて、
どんな木になっていたのかな?
一つ一つ袋がけをして大事に育てられた桃たち。
たくさんの人の気持ちが詰まって大きく美味しくなった桃たち。
遠い山の桃畑を想像してみました。
桃がとても愛おしくて、しばらく飾っておきたい気持ち。
でも、ありがたくいただくことにしました。
ツルッと皮をむくと、中から瑞々しい肌色の実が見えてきます。
滴り落ちる果汁がもったいないくらい。
そっと切り分けていくと、最後には真ん中に大きな種が。
子孫を残すための種を、人はゴミにしてしまう身勝手さ。
庭に植えたら桃が成るかな?
なんて思いながらも食い気が強くて、
う~ん、美味しい!
また、遠くの木になっている桃を想像して、
ずっと笑顔になって、
<空と大地が私に触れた>
桃が私に触れて、その幸せ感をくれました。
味覚で感じた、人とのつながり、自然からの恵み、

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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.97〈サトイモだって熱中症!〉(2020.08.21)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO97
〈サトイモだって熱中症!〉
7 月はほぼ毎日のように雨、雨、雨・・・・。
そして 8 月に入った途端、今度は連日の猛暑!
毎日たくさんの人が熱中症で救急搬送されているが、畑のサトイモだってこの通り瀕死の状態だ。
サトイモは亜熱帯生まれの植物で高温多雨を好む。7 月は調子よく育っていたが、8 月の日照り続きで、葉が枯れ始めてきた。葉が大きい分蒸散も盛んで多くの水分を必要とする。
その水分が足りなくなると葉は枯れてしまう。
人間のように、"十分な水分補給"はできず、雨水に頼るしかない。頼みの雨は今週末に降る予報だが、果たして当たるかどうか・・・。
当り前のことだが野菜の出来不出来は天候に大きく左右される。
せっかくよくできても一度の台風で全滅してしまうことだってある。
消費者は、"野菜が高い"と嘆いているが、なぜ高いのか考えたことがあるだろうか?
水不足で自慢の葉はカサカサになり、日に日に衰えていくサトイモ。
連日の猛暑に耐えながらなんとか生き延びようと踏ん張る姿は、瀕死の地球の姿に似てはいないだろうか?
葉っぱが全て枯れる前に天の恵みを祈るしかない。
▶PDF版をダウンロードする 2020.8.21 NO97 サトイモだって熱中症!.pdf

1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/8/21]
おはようございます。利佳です。
夜には秋の虫が鳴き、朝はセミが鳴いている。
今は、夏と秋のバトンゾーンですね。
朝の空気がさわやかです。<深呼吸>も深く気持ちよくできます。
庭に出ると、ピョンピョンと飛び出てくるバッタがいます。
シソを食べて大きくなった子たちです。
始めは蚊が飛んでいるのかと思うほど小さかったのに、今では5,
水まきをしたのでびっくりしたのか、ジーッとしています。
スーととがった顔の左右に小さい白い目。
水をはじいている体。
ピョーン、隣のシソにジャンプしました。
どんどん食べて大きくなってね。シソバッタ!
バッタで<自然とわたし>。静かな朝の庭を楽しみました。
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1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/8/20]
おはようございます。利佳です。
セミが元気に鳴いています。
実家の庭のサルスベリ。花のつきが悪くなってきました。
ほとんど手入れもせずに、
以前は満開に咲いていた花が、
夏の花といえば、ヒマワリやアサガオが思いつきますが、
チリチリの花びらが可愛くて手に取って遊んでいました。
ツルツルの木肌、スベスベ柔らかい葉っぱ、
見て、触って、匂いを嗅いで、音を聞いて...
<空と大地が私に触れた>
サルスベリが私に触れて、その力をくれました。
今年は剪定して、
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1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/8/19]
おはようございます。利佳です。
朝から暑いけれど、風は何となく秋の気配を感じさせてくれます。
クスノキの下に車を停めています。
数日前から、
あれ?
緑色の葉がついている小枝も落ちています。
葉っぱはツルツル、
茶色の葉っぱをパキッと折って匂いを嗅ぐと、
小学生に嗅がせると、いい匂い、臭い、ガムみたい...
匂いを嗅ぎながら、<生命の流れ>
より深くクスノキを感じました。
家に帰ってからクスノキの落葉について調べてみました。
春と秋にも落葉することもあるそうです。
でも、中国から近畿地方に進入し、関東や九州まで勢力を伸ばして
なんだか新型コロナウィルスの感染を彷彿させるようでびっくりし
自然の営みを素直に受け止め、もう一度、
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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.96〈ウドの花〉(2020.08.19)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO96
〈ウドの花〉
畑でウドの花が咲いている。
数年前、ネイチャーゲームの仲間の実家(新潟県安塚)から頂いてきたものだ。
初めて天然物のウドを食べた時(酢味噌和え?)、その歯ごたえ、あふれんばかりの濃密な香りに思わずうなってしまった。
これを、新潟まで行かずとも自分の畑で育てもう一度食べたいと欲望の塊が顔を持ち上げ、頂いてきたものだ。
畑に植えて3年目の今年の春、初めて食べてみた。が、あの時食べた触感や香りにはほど遠い。
美味しいのだが、野性味あふれる芳醇な味わいはなく物足りない。
やはり、雪深く、きれいな空気と水、朝晩の寒暖差などいろいろな条件が重なってあの美味しいウドになるのだろう。
"その土地だからこその味になる"のであって、"手元に置いていつでも食べられる"などと言う浅薄で軽率な行動はゆめゆめ慎まなければならないと反省。ウドは"ウコギ科"の植物なので、タラの木やコシアブラなどと同じだが、木ではなく草。"ウドの大木"というくらいで、1年で2mにもなってしまう。
今回じっくり花を見たが、球状にまとまった花はまるで打ち上げ花火のよう。
青空をバックに、"ポン・ポン、ポーン"と威勢よく、気持ちよく飛び出したウドの花火、見ているだけでスカッとする。しばらく観賞用として畑にいてもらうことにしよう。
虫たちにとっては貴重な食用にもなるかもしれないので。
▶PDF版をダウンロードする イノッチファームでシェアリングネイチャーNO96 ウドの花.pdf

1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/8/18]
おはようございます。利佳です。
毎朝、セミの声を聞きながら、庭の水まきをします。
昨日の太陽に照らされて地面が乾いています。
ホースから出る水の音とセミの声に合わせて、<
オシロイバナの種ができていました。
庭の隅に伸びてきたオシロイバナ。
先日亡くなったお隣のご主人が、「
オシロイバナは、子どものころ、黒い種を割って、
コロコロした種はおままごとのおかずにもなっていました。
そんな思い出と、毎年力強く咲いてくる花に心をつなげて<
オシロイバナが私に触れて、その力をくれました。
最近、おしろいを塗っていないなぁ...
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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.95〈シロアリ〉(2020.08.18)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO95
〈シロアリ〉
防草シート代わりに畑に敷いてある板切れが大分朽ちてきたので、燃やすことにした。地面に食い込んだ板を引きはがし、焚き火場まで運んだら板の裏にビッシリと白アリがくっついていた。暗い地中にいる彼らは突然日の光にさらされ右往左往の大混乱。ボロボロになった板の隙間から次々と出てくる出てくる。なんだかかわいそうだが、朽木は焼却処分したいので、混乱が収まるのを待つ。このシロアリ、調べてみるとアリではなくゴキブリの仲間で、なんと3億年も前に誕生したとのこと。人間の大先輩である。
ゴキブリの仲間なのにアリの名前が付くのは、アリと同じく社会性昆虫だからということだ。王アリ・女王アリ、副王アリ・副女王アリ、兵隊アリ、働きアリの階層でそれぞれきちんと役割分担ができている。自然界では役目を終えた枯れ木や落ち葉を分解する益虫として存在するが、たまたま床下の柱に取りつくと途端に"害虫"となって、駆除の対象となってしまう。畑にはまだまだ朽ちかけた板材があるので、今度シロアリのコロニーを見つけたら是非それぞれの階級を探し出してみたいと思う。
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