いつもの散歩道をいつも通り歩くのではなく、フレーム持ってお出かけしてみると、見慣れたはずの散歩道が「美術館」に様変わり。絵を描くのが苦手でも、カメラを持っていなくても、手軽に作って楽しめる自然との共同作品を楽しめる〈森の美術館〉は、子どもとの散歩にもおすすめです。
いつもだったら「フー」してしまう、ご近所さんのプランターのタンポポの綿毛。「フー」する前に、フレームをかざして、大好きな綿毛さんと作品づくり。ご近所さんも、いいね、って喜んでくれてさらに嬉しい。
ちくちく葉っぱの木に何かを発見! 「見て見て!」と息子を誘うにも最適な、フレーム。高いところを一緒に見上げて、「なにこれ?」「なんだろうね」「ちくちくはっぱじゃない」「赤いね、なんだろうね」。いつもと違う発見をシェアできました。
いつもの菜の花にフレームをかざしてみると、はみ出すほどの迫力のあるみごとな作品が登場!そして、いつもの菜の花のにおいがふわ〜っと立ち上る!においも楽しい美術館!
〈森の美術館〉は少し準備が必要ですが、ほとんど説明がいらない、シンプルな活動で、小さな子どもたちでも楽しめるのが特徴です。一人で楽しむときや、家族や友人と楽しむときは、ごくごく簡単なやり方で楽しめます。
(2)自然にフレームをかざしたり、置いたりして楽しむ
(3)みんなで作品を鑑賞する
イベント型で実施する際には、フレームをたくさん用意することと、全員で一緒に見て回れないので、タイトルを書いて貼り付ける付箋を用意しましょう。「製作タイム」と「鑑賞タイム」(+「片付けタイム」も)を、コントロールしてあげてください。作品づくりを実際にやって見せると、伝わりやすいです。
フレームを手作りするのも楽しいです。こちらは、2020年の春、コロナ禍で保育園が休園した際の、我が家の様子です。30cmのラップの空き箱を切ってつなぎ合わせて白い紙を貼ったものや、厚紙やお菓子の箱などを二つ折りにしてハサミで切ったものなど、フレームづくりでも一大イベント。雨でおうち遊びになった際に、翌日に向けて作りました。
こちらの作品は「やま」だそうです(撮影時は私がフレームを持っています)。なかなか登るのが大変そうな山ですが、コロナでなかなか遠出したりできない息子の、遊びに行きたい、という思いが込められていたのかもしれません。
もっと手軽に、ちょっとしたメモ用紙などを半分に折ったものを、手でぴりぴり破ってフレームを作るのもおすすめ。手で破ったからこその味も出ていい感じです。
どうしても「作業」になりがちな保育園の送りやお迎え、駅までの通勤・通学路、日々のお散歩時間をフレーム片手に歩いてみたら、きっと素敵な出会いが待っています。
朝少し余裕を持って出てみたり、お迎えを少しだけ早く行ってみたり、できる範囲で「自然とのふれあい時間」、暮らしの中にいれてみませんか?
いいかも、っと思った人は、まずは小さな手作りフレームをポケットに入れてお出かけしてみましょう!定期入れに挟まる名刺サイズくらいの、ごく簡単なお手軽なものでも十分楽しめますよ!
公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会
事務局次長・マーケティング部
日本生まれのネイチャーゲーム〈森の美術館〉はお手軽で、シンプルで、大人気。この「切り取る」というシンプルな発想は、どんどん進化していてネイチャーゲームショップから「おにぎり型」も登場!
4歳になった次男は、葉っぱの上に置いて「にがい」「これもにがい」「にがい」・・・と、にがい作品をいくつも作ってニコニコしています。意外と自然以外も面白くて、自宅の車やご近所のブロック塀などにも、くっつけて「ごましお」とか「チョコ」とか、いろんな味のおにぎりを製作中。おかげで、おにぎりをよく食べます笑
子育て世代にネイチャーゲーム。オススメです。