
小さくなった自分はいつでもどこでも、思いつくまま自由に。〈森のすみか〉で、想像の海に漕ぎ出そう!
ネイチャーゲーム〈森のすみか〉では、小さくなった自分の代わりになるアイテムをもって、自然の中へ出かけます。
アイテムはもう自分そのものです。ワクワクしながら、山小屋みたく住んでみたい場所や遊び場など自由な発想で探しに出かけます。見つけた場所にアイテムをセットし、小さくなった自分の居場所を楽しみます。
そこから見える景色や生きものの発見、どんな遊びができたかなど、誰にも真似ができない想像の世界に浸ります。
〈森のすみか〉の楽しみ方
(1)小さな人型などを用意するか、小枝やドングリなど自然に落ちているものを活用して、「小さくなった自分」の代わりになるアイテムを準備する。
※遊んだあとは、現状復帰する
(2)自分が小さくなって自然の中にいる楽しさをイメージできるようなお話をする。
それぞれ場所探しに出かけ、小さくなった自分を楽しむ。
(3)シェアする
「小さくなった自分」となるものは、木の実や枝、どんぐりの他にも、人形カードなどを使うこともあります。
子どもも大人も大好きなドングリ集め。ドングリが落ちる季節になると目的がなくてもついついドングリ拾いをしてしまいます。
たくさん集めたドングリで〈森のすみか〉のアイテムを作ってみました。
幼児から小学校低学年用に小さくなった自分をイメージしやすいように、ドングリに目玉をつけて人型にしました。
これは子どもはもちろんのこと、大人にも大人気のアイテムとなりました。教育現場の先生から子どもたちの自然遊びグッズとして今後も活用していきますと報告をいただきました。
どんぐり人形で、「小さくなった自分」をよりイメージしやすく
〈森のすみか〉は他のネイチャーゲーム同様、ほんの少しでも自然があればどこでもできます。自分になりきるアイテムをもつことで、小さくなった自分の存在を確認し、居場所探しの旅に出かけます。どんな場所が見つかるか期待と好奇心に満ちた冒険の始まりです。
見つけた場所で遊んでみたり、寝転がってみたり、おやつを食べたりと想像を楽しむ時間は普段の遊びとは一味違う、自然を創造して遊ぶ楽しさが生まれます。豊かな感受性を育み、自然に触れることの楽しさを広げてくれるでしょう。
初めて体験する子どもたちとは「森の遊び場」や「雨やどり」など共通のテーマを決めることもあります。
同じテーマでも豊かな発想がみられ、発表する子どもとそれを熱心に聞く子どもたちの姿がみられます。
(2025.09.24記事作成)
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ネイチャーゲームトレーナー
日本シェアリングネイチャー協会常務理事
ふと気づけば、生きものに話しかけている自分がいます。生きもの発見が楽しすぎて、ついつい時間が経つのも忘れてしまいます。家族で人工林の手入れをしたり、フィールドカメラで撮影した山の生きものを楽しんでいます。