本本来の大和言葉が『音声言語』で、あとから漢字が中国から入ってきたため、漢字には2種類の読み方(音読み・訓読み)ができた...というのが前回の講義。では
という質問から始まったのが今回の講義 。「 は な ・ め ・みみ・は ... で は?」と???
答えは『 花・芽・実・葉 』と『 鼻・目・耳・歯 』。改 め て 並べてみると、たしかに似ている。
という日置先生の言葉にびっくり。そもそも大和言葉の『はな』は「ものの先端部分」を指す言葉で、つまり「“花”は茎の先につくもの」「“鼻”は顔の先っぽ(?!)」で同じ言葉だったというのです。「他にも岬の先端などを“はな”と呼ぶ」と...。たしかに...。
中国から漢字が入ったときにそれぞれに「花」「鼻」と、漢字が示していた意味に従って違う文字が当てられたため、今では違う言葉として認識されているが、大和言葉では同じ言葉だったのだそう。
と日置先生。むむっ。なぜ、植物が日本的なのか!
という、なんと自然科学の講義だった!
雲や山などの大きなもの、虫や葉っぱなどの小さなもの、雄しべや葉脈などのミクロなもの...。自然界にあるさまざまなモチーフを見つけ、それらを題材にオリジナルの「紋」をつくるネイチャーゲームです。
【準備】
・丸い円があらかじめ書かれているカード・ペンなどの筆記具
【楽しみ方】
①散歩をしながら、自然を観察する。
②気に入った場所が見つかったら、その自然をよく観察し、自然のなかにある形や模様を見つける。
③気に入った形や模様などのモチーフをカードに描く。
※情報誌「シェアリングネイチャーライフ」Vol.21 特集(編集:佐々木香織、水信亜衣 イラスト:井上みさお)をウェブ用に再構成しました。
※冊子版の送付が可能です。「ネイチャーゲーム普及ツールの取り寄せ」をご覧いただき、お気軽にお知らせください。
(情報誌バックナンバーにつきましては在庫切れの場合がございます。ご了承ください。??ウェブ版はこちらからダウンロード可能です。各号目次下部の<※PDFデータを開く>よりご覧ください。)