元ネタは小学校の図工で習った
「水で模様を描く」
という授業ですが…
もう50年も前になります。
元ネタとなった図工の授業では、
確か…水彩絵具をまんべんなく塗って、
そこにスポイトのような道具を使って
水滴をたらしてはじけた模様の作品を
作るというようなことをした
記憶があります。
今の図工の授業でもあるのかな?
ネイチャーゲームの世界に入ってからは、
この意図的な水滴を
「雨」という自然のチカラに
変えて何度かやりました。
まったく手を加えずに雨だけで模様を描く…
これだけでも自然体験活動になりますよね。
今日(2020年4月13日)は
大雨だからこの活動をする絶好の機会!
ということで、
朝、自宅のガラクタ部屋から
水彩色えんぴつを探し出して
持ってきました。
絵の具はなかったので、
画材屋で売っている左がスタビロ、
下がファーバーカステル
というメーカーの水彩色鉛筆、
右上は「顔彩」、よ
く絵手紙をする人が使っているような
「吉祥」というメーカーの道具です。
今回はスタビロと
ファーバーカステルの水彩色鉛筆を
使ってみました。
やり方は簡単。
まず、こうして白カード一面に色を塗ります。
次にこれを外に持ち出し、
雨の中に置きます。
2〜3分で回収し、
室内で乾かします。
よさげな色のボケたカードが
4枚ありましたので、
余興で「おちばの窓」に
ちょっとハメてみました。
うん、これはこれでいいかも。
はみ出た部分を切っちゃえばいいんだよ。
これを5センチ四方に切り取って
台紙に貼って
完成したのが
一枚目の作品です。
うん、いい感じ。
「これだけ?」
と思われるかもしれませんが、
はい、これだけです。
でも、この模様は
自分が意図的に描いたものではない、
雨が作り出した自然の模様なんですよ。
簡単だし、
それでいいじゃないですか、ねっ。
1960年生まれ東京都中野区在住。
元・日本シェアリングネイチャー協会職員。「日本どんぐり実物大図鑑」も作りました。
〈カメラゲーム〉で最後に絵を描くの…大好きです!
▶https://www.naturegame.or.jp/about_us/action/happylucky/