黄昏時の一瞬をカメラで切り取ってみました。
私はカメラが趣味なので、
カメラをぶらさげてあっちこっち
ボーッとするのが好きです。
特に夕暮れ時。
「たそがれ時」ともいうこの夕方の時間。
ちなみに、
「たそがれ」というのは、
昼間の明るさがだんだんなくなり、
辺りが暗くなりはじめ、
すれ違う人の顔も見えにくくなりつつある時間帯で
「あなた誰?」が
「誰そ彼?」となったという言葉。
「たそがれ」って
なんともロマンチックな言葉だと
思いませんか?
写真が好きな人は皆知っていますが、
この時間を「マジックアワー」と呼んで、
1秒1秒空の色が変わってくる
ダイナミックな数分間
として気に入られています。
私もこのマジックアワーが大好き!
夏の退勤時は
協会を出る時はまだ明るく、
あっちこっち寄って家に着く頃には
すっかり暗くなっているので、
どこかでこのマジックアワーを
通り過ごすのですが、
ちょうどよい頃に
「あ?、今頃東京タワーの展望台に
居られればいい写真が撮れたのになぁ」
といつも思います。
先日(まだ自粛のじの字も出ていない2020年2月18日)、
このマジックアワーを狙って
東京都庁展望台に出かけ、
夕陽が沈む前から真っ暗になるまで
1時間くらいずっと西の方向を見ていました。
でも、マジックアワーとして
劇的な写真が撮れるのはほんの数分。
18:03 この日の私が感じたもっともマジックアワーな瞬間!
さすがに狙ってきているので
周りは一眼を持った同業者がたくさん。
中にはスマホをずっと窓際に固定して
黄昏時の様子を動画で
撮っている人もいました。
でも、コンパクトカメラでも
スマホでもきれいに写るものです。
加工一切なしで
こんな風景が撮れるのですから、
もう自然の神秘に感嘆するばかりです。
何もしないで、
心を無にして、
ぼーっとしているだけで
こんな変化を
じわりじわりと過ごせるマジックアワー、
おすすめです。
よく晴れた日の夕方、
空が広く見える場所で過ごしてみませんか。
ちなみに、
子どもはじっとしていられませんので
マジックアワーを堪能するなんてムリ。
これは大人の贅沢の一つと思っています。
立ち止まって
自然の風景を感じるというだけでも
心が洗われ、なかなか悦なもんです。
1960年生まれ東京都中野区在住。
元・日本シェアリングネイチャー協会職員。「日本どんぐり実物大図鑑」も作りました。
〈カメラゲーム〉で最後に絵を描くの…大好きです!
?https://www.naturegame.or.jp/about_us/action/happylucky/