2020年の流行語大賞は「3密」でしたが、納得の方も多かったのではないでしょうか?
コロナ禍で生み出されたこの言葉は、老若男女を問わず広く知れ渡りました。まさに2020年を最もよく表した言葉ですよね。
そして、この流行語大賞のトップ10には、その他のコロナ関連の言葉も多くランクインしました。物議を醸した「アベノマスク」、疫病を防ぐ妖怪「アマビエ」、そして「GoToキャンペーン」・・
そして、今回の記事に関係する「オンライン◯◯」も、めでたく流行語トップ10入りしました!!
「オンライン◯◯」には様々ありますが、例えば「オンライン会議」、「オンライン授業」、「オンライン飲み会」・・みなさんは、何かしらの「オンライン」を体験しましたか?
日本シェアリングネイチャー協会でもいくつかの「オンライン研修」にトライしています。
そのひとつが「コロナ重点型安全対策セミナー」。 自宅にいながら、パソコンやパッド、スマホで受講できる新しいスタイルのネイチャーゲームリーダー向け研修です。
この『コロナ禍』で、イベント開催を躊躇・・
だからこそ、リスクマネジメントをしっかり行って
感染予防をしながらイベント企画しよう!
今まで地域の会やご自身の団体で、あるいは個人的なつながりの中で、ネイチャーゲームを体験してもらうイベントを行っていた指導員の皆さんは、今年イベントを再開する際にいろいろな不安があったと思います。
「やっていいのか?」
「やらないほうがいいのか?」
「感染者が出たらどうしよう?」
「自分も感染リスクが高まるのでは?」
と思うのは当然。
私もそのなかの一人でした。
世の中にいろいろな情報が溢れ、人々の考え方もさまざまです。
ネイチャーゲームリーダーの立場としては『こんな状況だからこそ、身近な自然を楽しむネイチャーゲームは大切!』って思っていても、もうひとりの自分が『大丈夫?ホントに大丈夫?』と耳元で囁いているような・・そんな両極端な心情を持っていました。
コロナ自粛がはじまった春以降、ネイチャーゲームの現場には経っていませんでしたが、11月にふたつの講師依頼を受けていたので、モヤモヤしているよりも『どんな対策をすれば、自分も参加者も安心してネイチャーゲームが楽しめるのか?』を前向きに考えようと思うに至り、この「コロナ重点型安全対策セミナー」を受講してみることにしました。
日本全国から集まった受講者たち
これぞ、オンラインのメリット!
私が受講したのは、土曜日の夜7時から始まるものでした。平日の夜も開催しています。
このセミナーには、奈良県、山口県、東京都、神奈川県・・日本各地から4名のネイチャーゲームリーダー、それと宮城から講師の去田トレーナーと東京の峯岸トレーナー、日本中から6名がパソコン越しに集まりました。
古今東西のリーダーたちの一言自己紹介のあと、まずはコロナ禍でのネイチャーゲームイベントを行う際の基礎知識として、一般的な野外活動でのリスクマネジメントのレクチャーを受けました。養成講座や研修会などで聞いたことがある内容も含まれますが、いまだからこそ身にしみて頭に入ってくる講師の言葉・・・リスクマネジメントが、いまは『リアル』なんだな・・と不意に気づいた瞬間でもありました。
後半では、具体的なネイチャーゲームをピックアップして、コロナ禍を想定し『危険要因』と『回避と対策』を洗い出するワークを行いました。
今回のセミナーでは、このワークに最大の価値を感じました。
◯どの危険要因に対しても、回避と対策はできる。
◯その対策はコロナ感染を0%にするものではないが、そのリスクを最小化する準備と工夫を怠らない。それは、コロナの経験を経た私たちネイチャーゲームリーダーが守るべき「ネイチャーゲーム実践のスタンダード」になるのかもしれない。
2時間のオンラインセミナーの最後に、講師の去田さん、峯岸さんが話されたメッセージにはとても共感しました。私の解釈が入っていますが、とてもいいメッセージだったので最後に紹介します。
●「オンライン・コロナ重点型セミナー」
開催予定はコチラから!
都道府県協会や地域の会単位で開催できるオンデマンド形式もあります。興味がある方は日本協会の担当までご連絡ください。
※コロナ重点型オンライン安全対策セミナーは社会状況に合わせて講座内容をリニューアルしていきます。不安なときや、再確認したいときなど、ぜひ再受講をご検討ください。また以前学んだこと、確認したことが古い情報となってしまうことはよくあり、特にコロナに関しては次々と新しい知見や方針が出てきています。最新情報を把握していきましょう。(安全対策委員会より)
担当:シェアリングネイチャー組織支援室(藤田)
メール fujita@naturegame.or.jp