〇〇かも!と思ったときが遊びのチャンスです。
(2020.05.26記事作成)
コロナウイルス感染拡大予防のため、今多くのご家庭で子どもたちが家で過ごすことが余儀なくされています。
命を守るために大切なことですが、そろそろどんなことをさせたらよいの?もう家で過ごすには限界だけれど、何か良いアイデアはないかな?と相談を受けることがあります。
学習に関しては習慣づけが大切なので、短い時間でも毎日続けていくことが大切だと思います。
プリントや動画など、今はいろいろなアイデアをインターネットで調べることができますが、「家や家のそばでできる遊び」に関しては情報が少なく感じます。
そんな中、このページにたどりついたみなさんは自然に興味があったり、「何か楽しいことがないのかな」と考えていたりするのではないかと思います。
家の周りでできる遊びのアイデアの一つとして〈石の鑑定団〉というネイチャーゲームのアレンジ版をご紹介します。
簡単に一人でできますので、ぜひやってみてください。
石にも愛着がわいてきて、家の周りの自然も感じられて一石二鳥?!かもしれません。
毎日続けるとより楽しかったり、アイデアがわいてきたりします。
やり方は簡単です。
(1)玄関を出て、石をいろいろ見てみます。
1 おやおや、なにかの形に見えてきませんか?
上から見るだけではもったいないです!さて、持って見てみましょう。
2 いろんな角度からみると違うものにも見えてきますよ。
3 さわり心地はどうでしょうか。
4 遠くから見ると?近づけてみると模様が見えてくるものやその石だけのオリジナル(「ここの部分だけへこんでいる」「ここだけ光っているところがある」など)も分かってきます。
(2)その石にタイトルをつけてみましょう
(3)ノートに記録しておきましょう
1 ノートには、石の絵を描いて、つけたタイトルを記入すれば完成です。
写真に撮ってプリントアウトをして、貼るのもよいでしょう。
2 時間がまだある人は、タイトルを考えた理由や見つけた場所、時間などを書いておくと自分の記録としても、相手に伝えるときにもより良いです。
他にもこんな遊び方もできます!
<遊び方その1>
友だちと会えるようになったり、オンラインでおしゃべりしたりする時に、クイズ大会ができます。
例えば石の絵(または写真)とタイトルを3つずつ並べておきます。
友達にどの絵がどのタイトルなのか、問題を出してみてください。お互いにクイズを出すことで新しい発見や友達の感性に気づくことができるかもしれません。
実物の石をとっておくことができれば、より相手に伝えやすいです。
<遊び方その2>
石にペイントして一人「図工の時間」も楽しいです。家に飾っておくのもよし!写真に撮ったら、自然に戻すのもよし!
(その時は、しっかり洗って、元の石・元の場所に戻してくださいね。)
「家の中や家の周りだけではなにもできない」「なんだか不安な気持ちになる」と思っている子どもが多いと思います。
ぜひ、外に出て、太陽の日差しを浴びながら深呼吸してみてください。雨の日は傘を差して風の冷たさを感じてみてください。
自然は変わらずみなさんを迎えてくれることでしょう。
いろんな天気があるように、人間もいろんな気持ちがあります。
一日の中で、少しでも気持ちがほっとできる時間があるといいなぁと思いこの文章を書きました。
ネイチャーゲームトレーナー
北海道のほぼ真ん中、美瑛町に暮らしています。毎日家から職場まで歩くわずかな時間に自然の変化を探すのと、自然の中での瞑想が最近の楽しみです。ネイチャーゲームでは地域の会(富良野)で活動をしています。一般の方も大歓迎です!
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