スタッフブログ
イノッチファームでシェアリングネイチャー No.128〈タネの季節〉(2020.10.11)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO128
〈タネの季節〉
少しずつ秋が深まり、野菜や果物たちがいよいよ最後の仕事に取りかかる時がきた。
彼らにとって、この作業こそが最大にして最終の目的。
この目的のために花を咲かせ鳥や虫を呼び、雨風から身を守ってようやくこの時を迎えた。
そう、子孫を残すためのタネが熟す時がきた。
キュウリやゴーヤはすでにその役目を終え、静かに大地に帰ろうとしている。
今は、オクラやモロヘイヤ、ニラ、トロロアオイ、シソなどがその時を迎えている。
人の手で、何代にもわたって次々に改良されながらそれでも己の中にある"芯"の部分は頑なに守りながら、結局長い間子孫を残し続けているしたたかさ。
人の手を借りて、いや利用して、しっかりと遺伝子を残そうとするその生きざま、操られているのは人の方かもしれない。
▶PDF版をダウンロードする 2020.10.11 NO128 タネの季節.pdf
1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/10]
おはようございます。利佳です。
引き続き冷たい雨が降っています。
台風はくるりと向きを変えて、日本列島から離れて行きましたが、
風雨は強く警戒が必要です。
この前咲いていい香りを漂わせていたキンモクセイの花が散ってしまいました。
地面に落ちた花が雨水に流されて道の端にたまっていました。
小さい花がいっぱい密集して綺麗です。
最後まで楽しませてくれてありがとう。
来年のキンモクセイの花が咲く頃はどんな世の中になっているのかな?
今を感じながら、ゆっくり時を過ごしていきましょう??
〈空と大地がわたしに触れた〉
キンモクセイの散った花が私に触れて、その力をくれました。
今日はネイチャーゲーム。雨プロです。
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1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/09]
おはようございます。利佳です。
冷たい雨が続いています。
風邪をひかないように気をつけないと。
寒いけれど、窓を開けて<深呼吸>
空から地面に落ちる雨の音。
木の葉先からポタポタ地面に落ちる水の音。
チョロチョロと屋根から雨どいを伝って流れてくる音。
シャー、道路を車が走り、溜まった水を跳ね上げていきました。
部屋の中から外を見ているだけで、心が落ち着いてきます。
冷たい風を頬に感じながら、<呼吸数えのメディテーション>
今ここを感じてゆっくり窓を閉めました。
温かいお茶をいれましょう。
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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.127〈雨のイノッチファーム〉(2020.10.8)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO127
〈雨のイノッチファーム〉
朝から冷たい雨が降っている。
ベランダにある温度計は15 度、どおりで寒いはずだ。
急激な温度変化で体温調節が大 変、扇風機を片付け慌てて床暖をつけ た。
こんな日、農作業はできないので畑の様子を見に行く。昨日間引きしたダイ コンは"密"から解放されてノビノビと 葉を広げている。
それなりのダイコンに生長するには適した間隔が必要だ。間引きしたダイコンはおひたしや炒め物でいただく。
葉が柔らかいのでとってもおい しい。雨に打たれたコスモスはその重さでみんなお辞儀をし ている。
青空をバックに秋風に揺れている優雅な姿からは想像できないみすぼらしい姿、きっと見られたくなかったに違 いない。
トロロアオイは花を咲かせた後のタネの充実期、来年に備えて硬い鞘がたくさんの命を抱きかかえている。
さて、虫たちはどうしているかとあちこち探してみる。いつもなら人の気配を察していろんな虫が飛び出すのだが、今日は居留守のようだ。
ならばと借金取りのように隈なく探し回ると、いたいた。
シソの茎にしがみついているツチイナゴ、レモンバームの葉裏にはユウマダラエダシャク?、寒くて動けなくなったのだろうか、ジガバチはさながら修行僧のように冷たい雨に打たれていた。
急激な寒さで動きが鈍くな ってきた虫たちは、カメラを近づけてもじっとしている。
写真を撮るには好都合だが、本来の命の躍動が見られず寂しい限りだ。
野菜も花も虫たちも寒くても雨が降ってもじたばたせず、まるで悟ったかのように諦観している。見習わねば。
▶PDF版をダウンロードする 2020.10.8 NO127 雨のイノッチファーム.pdf
1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/08]
おはようございます。利佳です。
二十四節気では「寒露」。
夜が長くなり、露がつめたく感じられるころ。
今朝は冷たい雨。寒いです。
水たまりには大小の円形の波紋が次々にできては消えていきます。
梅雨のころの湿気を含んだ雨とは違って、
木々の葉っぱも雨に濡れて冷たそうです。
ハナミズキの葉がだいぶ赤くなってきました。
赤い実もついています。
所々実がついていないのは、
ハナミズキの木で<生命の流れ>
寒くても周りの自然とのつながりを感じて楽しみます。
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1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/07]
おはようございます。利佳です。
肌寒いです。だんだん秋が深まっていくのを感じます。
草むらでジーッとしているイチモンジセセリを見つけました。
このチョウはいつも忙しそうに飛び回っているのに、
真っ黒くて大きな目。
茶色い羽根には白い点々が一文字に並んでいます。
しばらくジーッと見つめ合いましたが、私の負け!
<空と大地が私に触れた>
イチモンジセセリが私に触れて、その力をくれました。
今日は午後から雨が降るようです。
あのイチモンジセセリが雨が降る前に元気に飛び回れますように。
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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.126〈アケビ〉(2020.10.7)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO126
〈アケビ〉
畑のフェンスに絡ませたアケビがパックリ口を開けていた。すでに何日か前に開いていたようだが気づかなかった。
子どもの頃は近くの山でよく採って食べたものだが、近ごろほとんど見かけない。"懐かしいあの味をもう一度"と思いフェンスに絡ませておいた。
花が咲いたのは4月中旬、あれからちょうど半年、ようやく実が割れて食べごろになった。柔らかい果肉部分を口に入れ上あごと下あごで押しつぶして甘い汁を飲み込む。
そして口に残ったたくさんのタネを思いっきり"プーッ"と吐き出す。これがたまらなく楽しい。何十年ぶり?に早速やってみた。
子どもの頃はもっと甘く感じたが、今日のアケビはそれほどでもなかった。
味はともかく、汁を吸った後の"プ~ッ!"は何とも言えない爽快感!2度3度と遊んでしまった。
畑に植えたアケビは三葉と五葉の2種類。三葉の方はやっと口が開き始めたばかり。
だが、すでに誰かがつついた跡がある。この食べ方だと鳥だろうか?いつ口が開くかずっと見張っていたのだろう。ホントに油断ならない。
高校生の頃、何も食べずに家から丹沢の山まで往復歩くという無茶なことをした。
その時山道に落ちていた泥付きのアケビを拾ってむしゃぶりついた。それほど腹が減っていたのだ。
あま~い果汁が口中に広がり、涙が出るほど旨かった。腹が減っていれば落ちているアケビもごちそうになる。
50年前のほろ苦い思い出がジュワッと甦った。
▶PDF版をダウンロードする イノッチファームでシェアリングネイチャー№126
1日1回シェアリングネイチャーウェルネス[2020/10/06]
おはようございます。利佳です。
穏やかな朝です。
天気予報では台風の動きが伝えられていますが、
スーパーに柿が並んでいました。
うちの庭のカキも少し色づいてきました。
柿子黄(かきのみきなり)
梅ではありませんが、実が色づいてくると嬉しくなります。
花からずっと見守ってきたカキ。
緑色の小さな実から生長したものです。
上の方の枝は日がよく当たるので、
そろそろヒヨドリが味見をしに来るのではないでしょうか。
<空と大地が私に触れた>
色づき始めたカキの実が私に触れて、その力をくれました。
私が味わうのはいつ頃かな。
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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.125〈栗の季節〉(2020.10.5)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO125
〈栗の季節〉
栗が落ち始めた。いつもの年より少ない気がするが、まだたくさん木についている。
家で食べる分には十分すぎるほどだ。利平栗という種類だが、これは以前植えていた栗からの実生だ。
畑に落ちた栗が芽を出し大きくなったもので、もう10年くらいにはなる。
ある年、5つほどの栗を試しに植えておいたら翌春全部発芽した。
桃栗3年と言うくらいだからその気になれば、あっと言う間に大きな栗畑ができてしまう。
まだイガに包まれているクリを見るといろいろなでき方をしている。
通常は両端から押されたまん中の栗は大きくならないのだがどっこい両脇を押しのけて大きく育った強者もいる。
セオリー通りにはいかないのが自然界の面白さ。
この栗、消毒などしないから時々虫が出てくる。
"クリミガ"の幼虫らしい。葉っぱの裏には"イラガ"の幼虫が隊列を組んでびっしりついている。
危うく触ってしまうところだった。1本の栗の木で救われるたくさんの命。
いつの間にかスズメバチも飛んできた。
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