ネイチャーゲームアクティビティのひとつに虫メガネを使った〈ミクロハイク〉という活動がありますが、
今回は、定番・定番じゃない遊びも含めた、虫メガネの使い方6選をご紹介します。
数あるネイチャゲームの中でも、
虫メガネを使った
遊びの定番といえば〈ミクロハイク〉です!
草原などに寝転がって、
虫メガネを使い、
足元に広がる
ミクロの世界を体感します。
急にテントウムシに
出会ったり、
小さな花を見つけたり・・・
小さなアリになった気持ちで、
公園を探検してみよう!
虫メガネは文字どおり
「メガネ」です。
ふだんからメガネをしている人は
レンズをほぼ顔にくっつけて
視界をすべてレンズ越しに
見ていますよね。
虫メガネも同じ解釈をして、
目から離さず目にくっつけて
「見える世界の全部をレンズ越し」
に見るのです!
【楽しみ方】
1. 虫メガネを目に
ぴったりくっつける
2. 片目をつぶる
3. この時点では
度があわないメガネをかけているようで
視界がぼやけている
4. 目にくっつけたまま
自分の顔から自然物(被写体)に近づける
5. だんだんと景色が見えてきて、
ある距離のところで
急にピントがあう!
6. この距離のまま
顔を動かしたり
体を移動させたりして、
視界すべてレンズ越しの世界を探検!
見える世界の迫力が違います!
【楽しみ方】
1. 用意するもの…
虫メガネ3本と
落葉の窓の3丸カード1枚
2. 丸が3つ開いているカードの
右の穴に虫メガネ一本を貼り付ける
左の丸に虫メガネを
2本重ねてくっつける
(柄のところをセロテープでカードに貼る)
真ん中はそのまま裸眼の状態
3. 虫メガネカードの完成!
いろいろな被写体に
カードをかぶせ、
カードを両手で持ち、
見方の違う世界を楽しむ
昭和の時代に
小学生だったオレはね、
やっぱり虫メガネは
太陽光を集めて紙を焼いたんだよ。
今の小学校では
もうやっていないんだけれど、
昔は3年生の理科で
「光を集める」
っていう授業でやったんよ。
紙が茶色くなっていく
じわじわとした時間、
煙が出てきた時のドキドキ感、
焦げくさい匂いが出てきた時の
ワクワク感、
そして火がついた瞬間の達成感!
それは感動ものでしたよ。
そのまま虫メガネを
ゆっくり動かして
紙をちぎった時の
よろこびといったら…
ねぇ…昭和の同士たち!
わかるよね。
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《虫メガネで遊ぶ際の注意事項》
・虫メガネを通して太陽を見ない
・火事にならないよう気をつける
(その7に挑戦する際は必ず大人の方が付き添ってください)
・使い終わったら必ず日の当たらないところにしまいましょう
1960年生まれ東京都中野区在住。
元・日本シェアリングネイチャー協会職員。
「日本どんぐり実物大図鑑」も作りました。
?https://www.naturegame.or.jp/about_us/action/happylucky/