今回は「自然や生きものの視点から、人の社会や暮らしを見る」ことをテーマに、SDGsと自分たちの暮らしのつながりを学びました。
その様子を一部ご紹介します!
*:旧名称「SDGsネイチャーゲームワークショップ」。2021年度より変更
2020年1月31日(金)に
第2回SDGsネイチャーゲームセミナーBASIC
を開催しました。
(SDGsネイチャーゲームセミナーBASIC
について詳しく紹介している記事はコチラ)
今回のテーマは
「自然や生きものの視点」
ということで、
既存のネイチャーゲームを
少しアレンジした、
SDGsネイチャーゲームを
4種類を準備しました。
その内容を
少しご紹介します!
1.〈この指とまれ〉
〈この指とまれ〉は、
カードに書かれたヒントを読んで、
同じ生きもののグループを
作るネイチャーゲーム。
見つかったら
「この指とまれ」
で集まります。
今回はSDGsアレンジということで、
“それぞれの生きものが抱える問題”が
ヒントになっています。
ヒントを読んで考えることで、
生きものが
人間によって受けている影響や、
その生態などについて、
自然と知識をつけることができます。
グループになったら、
それぞれの生きものが抱える問題、
受けている影響について、
SDGsのどのゴールを
使って解決できるのかを、
みんなで考えました。
2.〈つながりの一歩〉
〈つながりの一歩〉という
ネイチャーゲームでは、
参加者が「生きものカード」を持ち、
ロープの外側に
1列に並びます。
参加者から7?8m離れた場所で、
リーダーが「つながりカード」を
1枚づつ見せていきます。
自分の生きものカードと、
リーダーの見せるカードの内容に
「つながりがある!」
と思ったら、
一歩大きく前へ進みます。
そんな〈つながりの一歩〉の
SDGsアレンジでは、
リーダーが見せる
「つながりカード」が
ペットボトルだったり、
プラスチックのレジ袋だったり・・・。
「大型台風」
「猛暑」
のカードでは、
すべての生きものが
大きく一歩前進。
気候変動の与える影響は
やはり大きいのだと感じます。
「つながりカード」と
SDGsゴールの関わり
について
みんなで話し合いました。
3.〈森の色あわせ〉
〈森の色あわせ〉は、
自然の中にある色を
探すネイチャーゲーム。
今回は、
SDGsの17ゴールの
それぞれのアイコンの色を、
公園の中で探しました。
と喜ぶ参加者の皆さん。
まずは身近な環境に
しっかり目を向けることで、
今まで見過ごしていた、
自然界の多様な色や
新たな視点に
気がつくのではないでしょうか。
4.〈自然へのインタビュー〉
最後のネイチャーゲームは
石や植物など、
心にとまった自然物に
インタビューをしてみます。
「植物の視点」
「石の視点」
から見た、
人間の暮らしや社会
について考えるきっかけと
なりました。
最後は屋内に戻り、
グループごとに
ふりかえりを行いました。
それぞれのネイチャーゲームを
体験して感じたことや、
これから
自分たちがどんなアクションを
起こせるのか
ということについて
話し合いました。
●動物の視点で、人間の生活をとらえ、1人1人が自分事として課題解決していくことの大切さを再認識しました。(Uさん・男性)
●SDGsのことは、今まで紙面上での理解しかなかったが、本日の体験で、自分のことや生活などを見直すよいきっかけとなりました。(Aさん・男性)
●知らなかった動物の生態を知り、それがSDGsにどうつながるのかを何人かの人と共に考えることができて良かったです。(Hさん・女性)
●保育の現場に活かせるようになるといいと思いました。(Fさん・女性)
●自然とSDGsのつながりを深く理解できました。(Tさん・男性)
SDGsネイチャーゲームワークショップの
最大の特徴は、
「SDGsを自分ごとにする」
「自分の身近な生活に落とし込んで、理解できる」
ということです!
今後の
SDGsネイチャーゲームセミナーの
情報は
当協会のホームページより
ご確認ください。
コチラよりチェック!⇒【取り組み】SDGs(持続可能な開発目標)