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情報誌シェアリングネイチャーライフ
  • 2024年9月、宮城県・栗駒山の中腹にある、くりこま高原自然学校。
    葉音、虫の音、鳥のさえずりに包まれる、この自然学校を会場に3日間にわたり、日本シェアリングネイチャー協会のセミナーが開催されました。
    講師としてお招きしたのは澤口たまみさん。
    作品からひも解く人間・宮澤賢治と恋、絵本に込めた思い、そして同じ時代を生きる私たちや次世代に伝えたいことを、朗誦伴奏(※)を交えて語ってくださいました。
    講演の中から〝自然と、子どもとどう向き合うか〟の気づきにつながるお話を紹介します。
    ※ 朗誦伴奏とは、詩や物語などの朗読に即興で演奏を添える表現方法。

  • NHKの連続テレビ小説「らんまん」のモデルになった高知県出身の世界的植物分類学者、牧野富太郎博士。
    放送をきっかけに牧野博士を知ったという人も多いでしょう。
    博士ゆかりの植物をはじめ3000種類以上が植栽された高知県立牧野植物園で、〝通りすがり〟の来園者に、ネイチャーゲームを体験してもらう活動を続けている仲間がいます。
    そのとき偶然出会った人と人、人と自然。はじめましてとは思えない笑みが、そこかしこにあふれていました。

  • 「センス・オブ・ワンダー」 この言葉を知っている人は、多いのではないでしょうか。
    これは、「神秘さや不思議さに目を見はる感性」(『センス・オブ・ワンダー』p23)を意味し、アメリカの作家で『沈黙の春』を著して環境保護運動のきっかけを作ったレイチェル・カーソンの代表作として広く知られています。
    彼女の著作を翻訳し、その思想や自然への愛情を多くの人に伝え続けてきたのが上遠恵子さん。
    94年目の春を迎えた上遠さんの目に今映るものや〝自然〟と〝子ども〟に向き合う大人たちに伝えたいことを伺いました。

  • 森林セルフケアコーディネーターとして活動している、みかぽんこと赤居実花さん

    人と自然、心と体のがりを学び続け、さまざまな手法で心と体を元気にするサポートをしています。

    自ら元気のソムリエ称する赤居さん。

    森林セルフケアって?元気のソムリエってどういうこと?

    一緒に森を歩きながら教えてもらいました。

  • 見つけて、拾って、集めて...それだけでも楽しい、ドングリ。
    さらにもっとおもしろくする秘訣は「ドングリメガネ」
    心に好奇心のメガネをかけて、一つひとつの違いに気づき、そのすべてを楽しむ〝見方〟のこと。
    そんな「ドングリメガネ」をおすすめするゲッチョ先生こと盛口満さん。
    とことんドングリを探究する先生からドングリの魅力をお聞きしました。

  • 自分と同じくらいか自分よりも大きなクマが森の中で何を食べ、どう生きているのか。自分は同じように森で暮らせるだろうか?

    ──そんな疑問からクマ研究の道へと進んだ後藤優介さん。野生のクマを追い、うんちをはじめ、あらゆる痕跡からその姿をひも解いてきました。

    多くの発見がなされた一方で、いまだ謎がある奥深い相手。

    「わからない」ことのおもしろさを自らの体・感覚を使って「わかった!」ときの感激。

    後藤さんが語るクマへの情熱から、〝自分だけの好き〟を追求する楽しさが見えてきます。

  • 「木こり」と聞いて、どんな仕事をイメージしますか?

    〝木こりのタジー〟として、森林の手入れ、薪の生産はもちろん小・中学生の森林体験や環境教育、市場で売れない木材の活用事業などを展開し、ネイチャーゲームリーダーとしても活動している田實健一さん。

    日々、新たな林業の確立に奮闘している田實さんにとって木こりとは?理想の森とは?どんな姿なのか伺いました。

  • 野鳥の姿だけでなく、鳴き声やしぐさをかわいいイラストとクスっと笑える描写で紹介する本『なつのやまのとり』。著者のpiro piro piccoloさん(以下piccoloさん)piccoloさんが自主制作した同タイトルの冊子を発見し、〝鳥愛〟を感じ取って書籍化を企画した大武美緒子さんのおふたりに、野鳥観察の楽しみ方とそこから広がる自然への思いを伺いました。

  • ネイチャーゲームで日頃、子どもたちと接する機会が多い指導員のみなさん。子どもたちとうまくコミュニケーションがとれていますか?話を聞かなかったり、あっちへ行ったり、こっちで転がったり、変なことを言ったり......(笑)。子どもたちとの会話コミュニケーションのコツを、児童心理に詳しい鈴木由美先生(豊岡短期大学こども学科教授)伺いました。

  • 日本シェアリングネイチャー協会創立の35周年のタイミングで代表理事に就任した日置氏。本誌SNLの連載「日置せんせいに聞いてみました」でもおなじみでしたが、よりみなさんに「日置さんって、どんな人?」をお伝えすべく、その〝人となり〟に迫りました!