指導者編

 

自然の紋

 
 

写真

自然の中にある様々な形を見つけ、自分の感性で「自然の紋」をつくります。

 
 

参考

関連・参考資料
『家紋 知れば知るほど』 実業之日本社

コラム「紋に秘められた、先人たちの自然観と美意識」
私たちの先人たちは、動植物の生態的な特徴から人間が生きる上での教訓を見出したり、その特徴を“縁担ぎ”として生活にとりこむなど、さまざまなかたちで自然に親しんできました。紋の中にもそのような意味が含まれているものが多くあります。例えば、「竹・笹紋」には、『高く伸びることを意味するとともに猛(たけ)きことも意味している。また、竹は神と人とをつなぐ柱であり、竹を依り代として神は降臨するとも言われる。松や竹とともに新年の飾りにもつかわれる』(本文と画像の引用『家紋 知れば知るほど』丹羽基一著/実業之日本社/1998)
この<自然の紋>の活動を通して、紋に秘められた意味を学ぶことや、先人たちが自然から何を学び、どのように生活に活かしていたのか等“先人たちの自然観”に触れるきっかけにも展開できるでしょう。
また、自然の中にある美しい模様や自然の姿を題材とした紋の中にはデザインの着眼がユニークなものがあります。“紋”に親しむことにより、先人たちの感性や美意識にも触れることができます。
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